急性期におけるACPと終末期ディスカッションセミナー

本ハンズオンセミナーは開催中止となりました。

急性期におけるアドバンス・ケア・プランニングと終末期ディスカッションセミナー

アドバンス・ケア・プランニング（Advance Care Planning, ACP）の定義は、「将来（近い将来も含む）の治療やケアについての患者の意思決定をサポートするために、治療やケアに関わる人たちが患者の価値観、人生のゴール、好みなどを理解して共有するプロセスであり、どの様な年齢や病態の患者もその対象になり得る」とされている。厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」と日本循環器学会の「急性・慢性心不全診療ガイドライン」では患者に対してACPを行うことが推奨されるようになり、今後ACPが急速に普及していくことが予想される。つまり、過去にACPが行われている患者が今後は急性期の救急室や集中治療室に多くやってくることが予想される。しかし、過去にいくらACPが行われていたとしても、急性期に関わる医療従事者がACPを重要視しない場合や、ACPについての知識がない場合、過去に行われたACPは無駄になり、患者の意思や価値観とかけ離れた終末期医療が行われる可能性がある。本セミナーは、急性期において医療従事者がACPおよび患者とどの様に向き合っていくか、その中で終末期ディスカッションをどの様に行っていくかについて、ロールプレイを通して実践的に学ぶことを目的としている。

到達目標

1）ACPの目的を理解する
2）急性期におけるACPのスクリーニングとアップデートが出来るようになる
3）急性期における終末期ディスカッションが出来るようになる

対象

全ての医療従事者

募集人数

30名　定員に達しました

日時

2020年3月5日（木） 8:00～15:30

会場

名古屋国際会議場　1号館4階　レセプションホール①（名古屋市熱田区熱田西町1番1号）

受講料

10,000円（JSICM会員）/ 15,000円（JSICM非会員）

コーディネーター

平岡 栄治（東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科）
則末 泰博（東京ベイ・浦安市川医療センター 救急・集中治療科）
大野 美香（名古屋学芸大学 看護学部看護学科）

インストラクターおよびアシスタント

丸藤 哲（医療法人 徳洲会 札幌東徳洲会病院 救急センター）
植田 育也（埼玉県立小児医療センター 小児救命救急センター 救急診療科）
美馬 裕之（神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科）
木下 浩作（日本大学医学部附属板橋病院 救命救急センター）
吉里 孝子（熊本大学医学部附属病院 看護部管理室）
澤村 匡史（済生会熊本病院 集中治療室）
藤野 裕士（大阪大学大学院医学系研究科 生体統御医学講座麻酔・集中治療医学）
重光 秀信（東京医科歯科大学 生体集中管理学）
立野 淳子（一般財団法人平成紫川会 小倉記念病院 看護部 クオリティマネージメント科）
島田 由美子（東京ベイ・浦安市川医療センター 救急・集中治療科）
高橋 美帆（東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部）
鍋島 正慶（東京ベイ・浦安市川医療センター 救急・集中治療科）
他

アドバイザー

氏家 良人（市立函館病院）

タイムテーブルおよび内容

留意事項

本セミナーを受講するには学術集会への事前参加登録（2020年1月17日（金）まで）が必要です。
お申し込みは学術集会事前参加申込完了後の「マイページ」からお進みください。
当日のセミナー受講時に必ず第47回学術集会のネームカードを持参してください。また、学会員の方はe医学会カードも持参してください。

キャンセルポリシー

受講決定後（ご入金後）にキャンセルいただく場合、受講料の返還はいたしかねますので予めご了承ください。

お申込みに関する問合せ

日本集中治療医学会 セミナー事務局代行
(株式会社コンパス内／担当：原田 幸寿)
Tel: 03-5840-6131　Fax: 03-5840-6130　E-mail: jsicmhos@compass-tokyo.jp