神経集中治療ハンズオンセミナー
Hands-on Seminar神経集中治療ハンズオンセミナー開催のご案内
セミナー名: |
神経集中治療ハンズオンセミナー 神経集中治療のエッセンスを学ぼう ~ 神経所見と神経モニタリングより病態整理を把握し治療方針を考える ~ |
主催: | JSICM セミナー管理企画委員会(企画部門) |
概要: |
このセミナーでは神経集中治療のエッセンスを学んでいただきます。 エビデンスはもちろん、病態生理を考え、神経所見も重要視しなければなりません。 また、脳波などの神経モニタリングも必須です。 Neuro ICUのみならず、ICUには神経系に異常を持つ患者は多数います。 それらの患者の脳の酸素需給バランスを確保し、二次性脳損傷を防止することは神経集中治療の基本です。 本セミナーでは、5スキルステーション+4シナリオブースの計8時間コース(休息、昼食を含む)を通じて、 脳保護を前提とした全身管理について、指針をお示しします。 体系的に学ぶ機会の少ない神経モニタリング(持続脳波モニタリングとてんかん重積状態; cEEG & SE、 頭蓋内圧モニタリング;ICP、経頭蓋超音波ドップラーTCCFI)、および神経集中治療の最重要ツール (神経所見の取り方;NE、体温管理療法;TTM)を学んだ後、ICUで馴染みの深い疾患である心停止後症候群(PCAS)、 神経集中治療の効果が高いくも膜下出血(SAH)、重症頭部外傷(TBI)、 ICUに入室する神経筋疾患(AW)の全身管理を実践的に勉強していただきます。 また講師は各分野のエキスパートであり、日々の疑問をディスカッションすることもできます。 ※本セミナーは「ハンズオンセミナー」と称していますが、学習効果を期待し、座学・ディスカッション・シミュレーションなども含んでいます。 |
対象: |
若手救急集中治療医(後期研修医など)、神経集中治療のインストラクションに興味のある 救急医・集中治療医、脳神経外科医、脳神経内科医、麻酔科医、その他の医師、集中治療室で勤務する看護師やコメディカル |
日時: |
e-learning : 2024年2月1日(木)~ 2024年2月18日(日) 集合型ハンズオンセミナー : 2024年2月11日(日)9:00〜17:30(予定) ※開始・終了時間が多少変更になる可能性があります。 |
形式: |
e-learning + 集合型ハンズオンセミナー |
会場: |
京都第一赤十字病院 |
プログラム: | 下記プログラムを参照願います。 ※プログラムは都合により変更となる場合がございます。 |
申込み: |
「定員に達したためお申込みを締め切りました」 |
募集: | 「定員に達したためお申込みを締め切りました」 |
受講料: |
日本集中治療医学会 会員 :25,000円(税込) 非会員:30,000円(税込) お支払後「受講票+領収書(PDF)」をダウンロードいただけます。 |
単位: | ※専門医更新申請の単位対象セミナーではありません。 |
受講証明: |
e-learning全て終了+テスト(正解8割以上)+アンケート提出+セミナー出席で 「受講証明書(PDF)」をメールにてお送り致します。 |
個人情報の取扱いについて: |
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お問い合わせ: | 下記よりお問い合わせください。 お問い合わせフォーム ※お問合せ種別「各種セミナー」を選択して下さい。 |
【集合型ハンズオンセミナー】:2024年2月11日(日)9:00〜17:30
1. 挨拶・趣旨説明2. 講義
- 本セミナーの基本コンセプトの説明 〜脳酸素需給バランスについて〜
- 脳波モニタリングの基本
3.プログラム
スキルブース (ハンズオン)
* cEEG & SE :
神経集中治療における持続脳波モニタリングやてんかん重積状態の対応について学びます。
実際の症例を元に、国際10-20法を用いた持続脳波の判読を行います。緊急対応が必要な波形について、
神経集中治療領域で最も普及しているACNS分類を元に判読していきます。初学者にもわかりやすい内容となっています。
* ICP :
頭部外傷治療・管理のガイドライン第4版において、
重症頭部外傷に対するICP(頭蓋内圧)の評価が推奨されております(グレードA)。
ICPセンサーの使用意義及び挿入法右方を、シミュレーターを用いて学んでいただきます。
* TCCFI :
経頭蓋超音波ドップラー(TCCFI : transcranial color coded flow imaging)の施行方法を、
くも膜下出血を中心に学んでいただきます。
* NE :
神経集中治療で必要な意識の評価方法、
運動麻痺や腱反射などを含む神経所見の取り方を学んでいただきます。
* TTM :
体温管理療法(TTM: Targeted temperature management)の実際を学びます。
迅速な目標体温への到達、目標体温維持、復温時の注意点、
シバリングアセスメントスケールを使用したシバリングの評価とその対応方法
(看護の工夫なども含む)を中心に使用薬剤も含めて学んでいただきます。
シナリオブース (ハンズオン+ディスカッション+シミュレーション)
* PCAS : 心停止後症候群ブース
シナリオシミュレーションを通して、実際の心停止後症候群患者の神経集中治療管理を勉強していただきます。
低体温療法や平温療法をはじめとするTTMの適応、TTM施行中の注意点、神経学的転帰評価方法などを中心に勉強します。
* SAH : くも膜下出血ブース
脳外科医と共に患者管理をする際、集中治療医として何ができるのか、現時点での全身管理のエビデンスについて、
シナリオシミュレーションを通してディスカッションを行いつつ解説します。
周術期に必発の全身病態の管理戦略と、遅発性脳虚血のモニタリングや対応を中心に学びます
* TBI : 重症頭部外傷ブース
シナリオシミュレーションを通して、頭部外傷患者に対する脳灌流圧
(CPP:cerebral perfusion pressure)を意識した頭蓋内圧(ICP)の管理方法について
学んでいただきます。
ICPが上昇した際に、何を考え、どの様に対応するのかについて勉強します。
* AW : 神経筋疾患ブース
神経内科的疾患に関連した重症患者の全身管理、
また診断に至るまでの経緯をシナリオシミュレーションを通して勉強していただきます。
4.まとめ・閉会の辞
【e-leaningによる講義視聴】:2024年2月1日(木)~ 2024年2月18日(日)
講義時間 | 講義内容 | 講師 |
20分 | SE・EEGブース | 中川俊 TMGあさか医療センター 脳神経外科 脳卒中てんかんセンター 集中治療部 |
14分 | スキルステーション ICPセンサー挿入ver.6 |
宍戸肇 香川大学医学部付属病院 救命救急センター/脳神経外科 |
16分 | TC-CFI スキル/aSAH | 藤本佳久 聖マリアンナ医科大学 救急医学 |
20分 | 神経所見の診かた | 永山正雄 国際医療福祉大学 大学院医学研究科・医学部 脳神経内科学 |
22分 | TTM (Targeted Temperature Manegement) |
有元秀樹 大阪市立総合医療センター 救命救急センター |
コースディレクター:
黒田泰弘 香川大学医学部附属病院 救命救急センター
江川悟史 TMGあさか医療センター 神経集中治療部
コースコーディネーター:
奥田裕子 さいたま赤十字病院 高度救命救急センター
鈴木秀鷹 武蔵野赤十字病院 救命救急センター
インストラクター:
井上明彦 兵庫県災害医療センター 高度救命救急センター
宍戸肇 香川大学医学部附属病院 救命救急センター/脳神経外科
鈴木秀鷹 武蔵野赤十字病院 救命救急センター
藤本佳久 聖マリアンナ医科大学 救急医学教室
中川俊 TMGあさか医療センター 神経集中治療部
星山栄成 獨協医科大学 脳神経内科/救命救急センター
他
ハンズオンセミナーの一覧
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年9月11日(水)-9月28日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年2月1日(木)-2月18日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年12月2日(土)-12月23日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年3月5日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2022(2022年11月11日(金)-11月25日(金))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2021(2021年12月1日(水))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2020(2020年3月5日(木))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年10月5日(土)、10月6日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年2月28日(木)、3月3日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2018(2018年10月13-14日開催)
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2017(2017年10月14-15日開催)
ハンズオンセミナー 2017(2017年3月8日開催)
ハンズオンセミナー 2016(2016年9月24日開催)
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年2月1日(木)-2月18日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年12月2日(土)-12月23日(土))
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