ハンズオンセミナー

Hands-on Seminar

神経集中治療ハンズオンセミナー オンラインコース 開催のご案内


セミナー名: 神経集中治療ハンズオンセミナー オンラインコース
主催: セミナー管理企画委員会 (責任者 黒田 泰弘・江川 悟史)
目的: 集中治療領域では、原疾患に関わらず神経系に異常を持つ患者が多数おり、二次性脳損傷を予防するために呼吸循環管理に加え神経モニタリング(神経所見・経頭蓋エコー・脳波・ICPモニター)を用いた全身管理が必要になる。これらを系統的に学ぶために、神経モニタリングの各スキルと疾患(頭部外傷・SAH・けいれん重積・PCAS・AW)についてまずe-learningで学んでいただき、zoom上で、シナリオを用いたディスカッションにより造形を深めていただきたい。
対象: 医師
日時: e-learning  :2021年12月01日(水)~ 12月10日(金)
グループワーク:2021年12月11日(土) 10:00 ~ 16:00
形式: e-learning
グループワーク(Zoom meeting)
プログラム: 下記プログラムを参照願います。
※プログラムは都合により変更となる場合がございます。
申込み: 2021年10月15日(金)~ 定員になり次第申込み終了
下記URLよりお申込ください。電話やメールでの申込は行っておりません。
https://www.jsicm.org/system/register
※ユーザ登録いただいた情報はセミナー開催に関する連絡等を行う以外の目的に使用することはありません。
募集: 30名
*申込期間中であっても定員に達した場合は締め切りとなりますので、ご容赦ください。
受講料: 日本集中治療医学会 会員 :25,000円(税込み)
          非会員:30,000円(税込み)
お支払いを確認後、数日後に「受講票+領収書(PDF)」をメール配信致します。
単位: ※専門医更新に関わるポイントについては、現在審議中です
出席証明: セミナー開催当日のログイン時刻及びログアウト時刻を確認させていただいております。
受講終了後、「出席証明書(PDF)」をメールにてお送り致します。
※e医学会マイページへの反映には、3週間程度をいただきます。
キャンセルポリシー: ・申込後のキャンセルは一切受け付けておりません。
・受講料は理由の如何にかかわらず返金できませんので、予めご了承ください。
・受講者の変更は認めておりません。必ずご本人がお申込みください。
【内容】
<e-learning>
*EEG monitoring :
神経集中治療における持続脳波モニタリングについて、国際10-20法を用いた持続脳波の判読を行います。
緊急対応が必要な波形について、神経集中治療領域で最も普及しているACNS(American Clinical Neurophysiology Society)のガイドラインを元に判読していきます。初学者にもわかりやすい内容となっています。

*ICP:
重症頭部外傷に対する、頭蓋内圧測定の意義や測定方法について学びます。

*TCCFI:
頭蓋超音波ドップラー(TCCFI : transcranial color coded flow imaging)の施行方法を、くも膜下出血を中心に勉強します。

*NE:
神経集中治療で必要な意識の評価方法、運動麻痺や腱反射などを含む神経所見の取り方について学びます。

*TTM:
体温管理療法(TTM: Targeted temperature management)の実際を学びます。
迅速な目標体温への到達、目標体温維持、復温時の注意点、シバリングアセスメントスケールを使用したシバリングの評価とその対応方法(看護の工夫なども含む)を中心に使用薬剤も含めて勉強します。


<オンラインシナリオシミュレーション>
*PCAS : 心停止後症候群 ブース
心停止後症候群患者の神経集中治療管理を勉強していただきます。
低体温療法や平温療法をはじめとするTTMの適応、TTM施行中の注意点、神経学的転帰評価方法などを中心に勉強します。

*SAH : くも膜下出血 ブース
脳外科医と共に患者管理をする際、集中治療医として何ができるのか、現時点での全身管理のエビデンスについて、ディスカッションやシミュレーションを行いつつ解説します。
Early brain injuryなど周術期全身管理の方法と、遅発性脳虚血発症時の対応方法を中心に学びます。

*TBI : 重症頭部外傷 ブース
シナリオに沿ったディスカッションを通して頭蓋内圧の管理方法を学んでいただきます。
頭蓋内圧が上昇した際に、何を考え、どの様に対応するのかについて勉強します。

*SE & EEG:けいれん性てんかん重積状態と脳波 ブース
e-learningで学んだ脳波判読方法を実際の症例でどのように使用するかを、ディスカッションを交えながら勉強していただきます。

*AW : 神経筋疾患 ブース
神経内科的疾患に関連した重症患者の全身管理、また診断に至るまでの経緯を勉強していただきます。

6.ポストテスト
7.まとめ・閉会の辞


【インストラクター】
コースディレクター  : 黒田泰弘 香川大学医学部附属病院 救命救急センター
副コースディレクター : 江川悟史 TMGあさか医療センター 神経集中治療部
コースコーディネーター: 江川裕子 さいたま赤十字病院 救急科

*SEブース 
中本英俊  TMGあさか医療センター 脳卒中てんかんセンター
久保田有一 東京女子医科大学東医療センター 脳神経外科
中川 俊   TMGあさか医療センター 神経集中治療部
松原 崇一朗 済生会熊本病院 神経内科

*PCASブース
井上明彦 兵庫県災害医療センター 高度救命救急センター
有元秀樹 大阪市立総合医療センター救命救急センター
鈴木秀鷹 武蔵野赤十字病院救命救急センター
吉村元  神戸市民医療センター中央病院 脳神経内科

*SAHブース
小畑仁司 大阪府三島救命救急センター 
櫻谷正明 JA広島総合病院 救命救急センター
藤本佳久 TMGあさか医療センター 神経集中治療部
狩野謙一 福井県立病院 救命救急センター

*TBIブース
宍戸肇  香川大学医学部付属病院 救命救急センター
藤井修一 聖マリアンナ医科大学 救急医学 
伊集院真一 兵庫県災害医療センター
河北賢哉 香川大学医学部付属病院 救命救急センター

*AWブース
永山正雄 国際医療福祉大学医学部神経内科学
星山栄成 獨協医科大学神経内科・救命救急センター 
梁 成勲 国際医療福祉大学医学部神経内科学 
本多ゆみえ 東海大学医学部附属病院 救命救急センター



お問い合わせ先
日本集中治療医学会 事務局
〒113-0033
東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル10F
TEL:03-3815-0589 / FAX:03-3815-0585
E-mail:jimu@jsicm.org

ハンズオンセミナーの一覧

神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年12月4日(水)-12月21日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年9月11日(水)-9月28日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年2月1日(木)-2月18日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年12月2日(土)-12月23日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年3月5日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2022(2022年11月11日(金)-11月25日(金))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2021(2021年12月1日(水))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2020(2020年3月5日(木))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年10月5日(土)、10月6日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年2月28日(木)、3月3日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2018(2018年10月13-14日開催)
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2017(2017年10月14-15日開催)
ハンズオンセミナー 2017(2017年3月8日開催)
ハンズオンセミナー 2016(2016年9月24日開催)