ハンズオンセミナー開催のご案内
皆様、日本集中治療医学会ハンズオンセミナーを、今回は第46回学術集会プレおよびポストコングレスとして学術集会会場の国立京都国際会館(京都市)を拠点に開催することになりました。本セミナーは、学会がセミナーの技術的基準を承認し、実施・運営しているものであり、その教育プログラムの品質の高さと充実した内容は、多くの受講生の皆様にご満足いただけているものと自負しております。
集中治療専門医及び医療従事者として必要な能力・知識の習得はもちろんのこと、継続的な技量向上とモチベーションアップ、さらには後進の育成にも欠かせない内容が盛り込まれております。各領域のエキスパートの先生方が、毎回周到な準備をされ、常にアップデートされた生きた講義・実技指導を受けることができる貴重な機会です。是非ご体感ください。
(今回開催するすべてのハンズオンセミナーは、日本救急医学会の「ⅲ救急科領域講習の⑥機構が認定するシミュレーションOff-JT」に認定されております)
一般社団法人日本集中治療医学会
理事長:西村 匡司
教育委員会 委員長:藤谷 茂樹
ハンズオンセミナー 責任担当者:野村 岳志
開催概要
- 開催日
- 2019年2月28日(木)、3月3日(日)
- 会 場
- 国立京都国際会館
(京都市左京区岩倉大鷺町422)
※腹臥位ハンズオンセミナーのみ
メディカル・デザイン・スタジオ大阪にて開催
(大阪市西区土佐堀2-3-33 パラマウントベッド大阪支店2F) - 受講申込受付
- 2019年1月10日(木)正午開始
【留意事項】
本セミナーを受講するには学術集会への事前参加申込(2019年1月31日(木)17:00まで)が必要です。
お申し込みは学術集会事前参加申込完了後の「マイページ」からお進みください。
当日のセミナー受講時に必ず第46回学術集会のネームカードを持参してください。また、学会員の方はe医学会カードも持参してください。
1.神経集中治療ハンズオンセミナー(Version 3)
- 時 間
- 2月28日(木)9:30~17:30
- 会 場
- 国立京都国際会館 2F Room B-1
- 定 員
- 40名(定員満了)
- 受講料
- 25,000円(JSICM会員)、30,000円(JSICM非会員)
2.緊急気道確保対応トレーニング
- 時 間
- 2月28日(木)9:00~12:00
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-1
- 定 員
- 24名(定員満了)
- 受講料
- 12,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)
3.Be an Intensivistコース
- 時 間
- 2月28日(木)9:00~12:30
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- 定 員
- 36名(定員満了)
- 受講料
- 6,000円(JSICM会員)、8,000円(JSICM非会員)
4.非同調・経肺圧セミナー
- 時 間
- 2月28日(木)14:00~17:30
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- 定 員
- 36名(定員満了)
- 受講料
- 10,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)
5.早期離床セミナー
- 時 間
- 3月3日(日)14:00~17:30
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-1
- 定 員
- 36名(定員満了)
- 受講料
- 6,000円(JSICM会員)、8,000円(JSICM非会員)
6.J-PADガイドラインセミナー
- 時 間
- 3月3日(日)14:00~17:00
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- 定 員
- 32名
- 受講料
- 5,000円(JSICM会員)、7,000円(JSICM非会員)
7.腹臥位ハンズオンセミナー
- 時 間
- 3月3日(日)14:00~17:40
- 会 場
- メディカル・デザイン・スタジオ 大阪
- 定 員
- 24名(定員満了)
- 受講料
- 医師 12,000円、医師以外 8,000円(JSICM会員、非会員とも同じ)
【キャンセルポリシー】
受講決定(ご入金)後にキャンセルいただく場合、受講料の返還はいたしかねますので予めご了承ください。
【お申込みに関するお問い合わせ】
日本集中治療医学会 ハンズオンセミナー事務局代行
(株式会社コンパス内/担当:原田 幸寿)
Tel 03-5840-6131 Fax 03-5840-6130 E-mail jsicmhos@compass-tokyo.jp
【プログラム内容】(敬称略)
神経集中治療ハンズオンセミナー (Version 3)
神経集中治療のエッセンスを学ぼう
~エビデンス、モニタリング、病態生理、神経所見を大切に~
【概 要】
このセミナーでは神経集中治療のエッセンスを学んでいただきます。エビデンスはもちろん、病態生理を考え、神経所見も重要視しなければなりません。また、脳波などの神経モニタリングも必須です。
Neuro ICUのみならず、ICUには神経系に異常を持つ患者は多数います。それらの患者の脳の酸素需給バランスを確保し、二次性脳損傷を防止することは神経集中治療の基本です。脳保護を前提とした全身管理について、本セミナーを通じて一つの指針をお示しいたします。
Ver.3となった今回からは、2つのスキルステーション(神経所見の取り方;NE、体温管理療法;TTM)を追加し、5スキルステーション+4シナリオブースの計8時間コース(休息、昼食を含む)に内容を充実させています。
体系的に学ぶ機会の少ない神経モニタリング(持続脳波モニタリングとてんかん重積状態; cEEG & SE、頭蓋内圧モニタリング;ICP、経頭蓋超音波ドップラーTCCFI)、および神経集中治療の最重要ツール(神経所見の取り方;NE、体温管理療法;TTM)を学んだ後、ICUで馴染みの深い心停止後症候群(PCAS)、神経集中治療の効果が高いくも膜下出血(SAH)、重症頭部外傷(TBI)、ICUに入室する神経筋疾患(AW)の全身管理を実践的に勉強していただきます。
また、講師は各分野のエキスパートであり、日々の疑問をディスカッションすることもできます。
※本セミナーは「ハンズオンセミナー」と称していますが、学習効果を期待し、座学・ディスカッション・シミュレーションなども含んでいます。
- 【対 象】
- 若手救急集中治療医(後期研修医など)、神経集中治療のインストラクションに興味のある救急医・集中治療医、脳神経外科医、脳神経内科医、麻酔科医、その他の医師、集中治療室で勤務する看護師やコメディカル
- 【定 員】
- 40名
- 【開催日】
- 2019年2月28日(木)9:30〜17:30(予定)
※終了時間が多少変更になる可能性があります。 - 【会 場】
- 国立京都国際会館 2F Room B-1
- 【受講料】
- 25,000円(JSICM会員)、30,000円(JSICM非会員)
- 【内 容】
- 1. 挨拶・趣旨説明
2. 本セミナーの基本コンセプトの説明 〜脳酸素需給バランスについて〜
3. 脳波モニタリング(講義)
4.スキルステーション(午前 ; 5つ)、シナリオブース(午後 ; 4つ)に参加
5. 各ブース詳細
スキルステーション
● cEEG & SE (ハンズオン) : 神経集中治療における持続脳波モニタリングやてんかん重積状態の対応について学びます。実際の症例を元に、国際10-20法を用いた持続脳波の判読を行います。緊急対応が必要な波形について、神経集中治療領域で最も普及しているACNS分類を元に判読していきます。初学者にもわかりやすい内容となっています。
● ICP(ハンズオン): 重症頭部外傷に対する、頭蓋内圧(ICP: intracranial pressure)プローブの挿入を、シミュレーターを用いて行います。
●TCCFI(ハンズオン): 経頭蓋超音波ドップラー(TCCFI : transcranial color coded flow imaging)の施行方法を、くも膜下出血を中心に勉強します。
●NE(ハンズオン): NEW!! 神経集中治療で必要な意識の評価方法、運動麻痺や腱反射などを含む神経所見の取り方を勉強します。
●TTM (ハンズオン): NEW!! 体温管理療法(TTM: Targeted temperature management)の実際を学びます。迅速な目標体温への到達、目標体温維持、復温時の注意点、シバリングアセスメントスケールを使用したシバリングの評価とその対応方法(看護の工夫なども含む)を中心に使用薬剤も含めて勉強します。
シナリオブース (ハンズオン+ディスカッション+シミュレーション)
●PCAS : 心停止後症候群ブース
シミュレーター(マネキン)、体温管理装置(血管内冷却装置、体表冷却装置)、脳波モニタリング、人工呼吸器を用い、実際の心停止後症候群患者の神経集中治療管理を勉強していただきます。低体温療法や平温療法をはじめとするTTMの適応、TTM施行中の注意点、神経学的転帰評価方法などを中心に勉強します。
●SAH : くも膜下出血ブース
脳外科医と共に患者管理をする際、集中治療医として何ができるのか、現時点での全身管理のエビデンスについて、ディスカッションやシミュレーションを行いつつ解説します。Early brain injuryなど周術期全身管理の方法と、遅発性脳虚血発症時の対応方法を中心に学びます。
●TBI : 重症頭部外傷ブース
実際のシミュレーター(マネキン)を使用し、ハンズオンとシミュレーションを通して頭蓋内圧の管理方法を学んでいただきます。頭蓋内圧が上昇した際に、何を考え、どの様に対応するのかについて勉強します。
●AW : 神経筋疾患ブース
神経内科的疾患に関連した重症患者の全身管理、また診断に至るまでの経緯を勉強していただきます。
6.ポストテスト
7.まとめ・閉会の辞
【インストラクター】
- コーディネーター
- 黒田 泰弘 香川大学医学部附属病院 救命救急センター
- 副コーディネーター
- 江川 悟史 TMGあさか医療センター 神経集中治療部
- インストラクター
(50音順) - 有元 秀樹 大阪市立総合医療センター 救命救急センター
井上 明彦 兵庫県災害医療センター 高度救命救急センター
江川 裕子 さいたま赤十字病院 救急科
岡崎 智哉 香川大学医学部付属病院 救命救急センター
奥寺 敬 富山大学医学部 救急・災害医学
小畑 仁司 大阪府三島救命救急センター
久保田 有一 TMGあさか医療センター 脳卒中てんかんセンター
櫻谷 正明 JA広島総合病院 救命救急センター
末廣 栄一 山口大学医学部附属病院 脳神経外科
中本 英俊 TMGあさか医療センター 脳卒中てんかんセンター
則末 泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科
永山 正雄 国際医療福祉大学大学院医学研究科 神経内科学
藤井 修一 聖マリアンナ医科大学 救急医学
藤本 佳久 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科
星山 栄成 獨協医科大学 神経内科・救命救急センター
松原 崇一朗 済生会熊本病院 神経内科
山下 進 徳山中央病院 救急科
梁 成勲 国際医療福祉大学医学部 神経内科学
横堀 將司 日本医科大学医学部 高度救命救急センター
本多 ゆみえ 東海大学医学部外科学系救命救急医学
秋山 恭子 香川大学医学部附属病院 救命救急センター
緊急気道確保対応トレーニング
【概 要】
気道確保は医師にとって必須の知識と技能である。気道の問題は緊急性が高く、時間的余裕がないことが多い。常に気道管理の基礎を知り、気道確保困難症についての予測と対応ができることは、全ての診療科の医師、特に救急・集中治療・麻酔領域において重要である。実際に緊急外科的気道確保を経験することは少ないが、その知識を持ち、習熟していることが、気道確保困難症例に遭遇した時の選択肢を広げ、適切な対応へとつながる。
本セミナーにて気道管理の基礎と気道確保困難症例への対応を復習し、シミュレーターでの実践や豚喉頭を用いた外科的気道確保を体験することで、気道確保困難症例への対応法を学習し実臨床へつなげる。
【タイムテーブル及び内容】
- 〔講 義〕
- 気道管理の基礎と気道確保困難について(25分)講師:医師
- 〔実技1〕
- 声門上気道確保器具、ビデオ喉頭鏡、気道エコー(50分)
- 〔実技2〕
- 豚を用いた輪状甲状膜穿切開の実践 *豚喉頭を用いて実技練習を行う
シミュレーターを使用した経皮的気管切開の実践 (50分) - 〔実技3〕
- シミュレーターを用いた緊急気道確保シミュレーション(50分)
- 〔まとめと質疑応答〕
- (10分)全体を通してのまとめと質疑応答
○到達目標
1)気道管理の基礎を確認し、気道確保困難症例を予測し、その準備することができる
2)経皮的気管切開術の術式の理解と実践
3)輪状甲状膜切開の理解と実践
4)緊急気道確保困難症例のシミュレーションを通した理解と実践
【開催概要】
- 開催日
- 2019年2月28日(木)9:00~12:00
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-1
- コーディネーター
- 方波見 謙一 北海道大学病院 先進急性期医療センター
- インストラクター
(50音順) - 太田 隆嗣 湘南鎌倉総合病院 麻酔科
佐藤 圭路 米盛病院 救急科
富永 直樹 日本医科大学附属病院 高度救命救急センター
中川 雅史 東京女子医科大学 集中治療科
坂東 敬介 市立札幌病院 救命救急センター
水野谷 和之 北海道大学病院 麻酔科
山口 嘉一 Nationwide Children’s Hospital Department of Anesthesiology and Pain Medicine
吉田 知由 北海道大学病院 先進急性期医療センター - 対象
- 救急・集中治療・麻酔科後期研修医、外科気道確保に興味のある全ての科の医師
- 定員
- 24名
- 受講料
- 12,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)
- 協力企業
- スミスメディカル・ジャパン株式会社
富士フイルムメディカル株式会社
株式会社東機貿
コヴィディエン ジャパン株式会社
カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社
Be an Intensivistコース
【概 要】
重症患者の診療では各臓器の関わりを理解し、今一番必要な治療を提供することが大事であり、そのスペシャリストが集中治療医(Intensivist)です。高度に細分化された現在の医療では、臓器別のスペシャリストに比べ、全身を管理する集中治療を専門とするIntensivistはまだまだ少なく、その思考過程を学ぶ機会も少ないという現状があります。今回のコースでは、呼吸管理、循環管理をシミュレーションベースで学ぶことを通し、Intensivistを目指す若手医師や、Intensivistと共に働く全てのメディカルスタッフが、Intensivistの基本的な思考過程を学ぶことを目的としています。「呼吸管理」のセッションでは、シナリオベースにマスク換気から人工呼吸器の設定方法、人工呼吸管理中に起こりうるトラブルシューティング、抜管の判断を学びます。「循環管理」のセッションでは、ショックのシナリオベースにショックの鑑別診断、治療法、酸素バランスを学びます。人工呼吸器の使い方だけ、敗血症性ショックの初期アプローチだけ、という偏った診方ではなく、目の前の重症患者に必要なさまざまな要素を勘案した、Intensivistらしい包括的なアプローチを、熱いIntensivist達が伝授します。
- 【対 象】
- 循環動態と人工呼吸器管理の基礎を学びたい医師、看護師、メディカルスタッフ
(申込者多数の場合は集中治療経験の少ない方を優先) - 【定 員】
- 36名
- 【開催日】
- 2019年2月28日(木)9:00〜12:30
- 【会 場】
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- 【受講料】
- 受講料:6,000円(JSICM会員)、8,000円(JSICM非会員)
- 【コーディネーター】
- 助永 親彦(隠岐広域連合立隠岐病院 麻酔科)
- 【インストラクター】
- 岡本 洋史(倉敷中央病院 集中治療科)
小松 孝行(順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科)
田邊 翔太(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
石田 時也(太田西ノ内病院 救命救急センター)
奥村 将年(愛知医科大学病院 麻酔科)
非同調・経肺圧セミナー
【概 要】
本セミナーでは、人工呼吸器管理において今後重要性がより認識されていく可能性が高いトピックである非同調と経肺圧を扱う。前半では、患者の呼吸様式や通常の人工呼吸器グラフィックから、患者と人工呼吸器の非同調をどの様に認識するかを学ぶ。また参加者は実際に人工呼吸器を通してさまざまな設定下で呼吸を体験し、各モードによる非同調を自分自身で体験できる。
さらに後半では経肺圧(気道内圧-胸腔内圧)の概念を理解し、その測定法、解釈の仕方を学ぶ。実際に呼吸を行うことが出来る人工肺を用いることで経肺圧の概念を理解しやすい状況を体験できるため、初学者にも分かりやすい内容になっている。通常の呼吸器グラフィックからは得られない情報である経肺圧を、非同調の改善や適切な呼吸器設定にどの様に応用していくかを理解する。
【タイムテーブル及び内容】
〔講義その1:非同調の認識法〕(30分)
講師:髙田 順子(東京ベイ・浦安市川医療センター)
〔講義その2:非同調と新しいモード〕(30分)
講師:片岡 惇(東京ベイ・浦安市川医療センター)
〔実技〕自分自身で非同調を体験する(50分)
3グループに分かれて異なる3つのブースを順次ローテーションする
休憩(10分)
〔講義その3:経肺圧の基礎〕(10分)
講師:則末 泰博(東京ベイ・浦安市川医療センター)
〔経肺圧デモンストレーション〕(40分)
2つのスクリーンを用いたデモンストレーション
〔実臨床における経肺圧測定の注意点〕(30分)
講師:竹内 宗之(大阪母子医療センター)
〔特別な人工呼吸器を用いない食道内圧測定の方法〕(5分)
〔全体を通してのまとめと質疑応答〕(5分)
○到達目標
1)患者の呼吸様式および呼吸器グラフィックから非同調を認識する
2)経肺圧の概念、測定法、解釈を学習する
3)実際の症例へ経肺圧をどの様に応用するかを理解する
- 【対 象】
- 人工呼吸管理が必要な患者を受け持つ後期研修医、指導医、看護師、臨床工学技士等
- 【定 員】
- 36名
- 【開催日】
- 2019年2月28日(木)14:00〜17:30
- 【会 場】
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- 【受講料】
- 受講料:10,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)
- 【コーディネーター】
- 則末 泰博(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科)
- 【インストラクター
およびアシスタント】 - 竹内 宗之(大阪母子医療センター)
石川 淳哉(東京女子医科大学病院)
山田 亨 (東邦大学医療センター大森病院)
片岡 惇 (東京ベイ・浦安市川医療センター)
宇佐見 直(東京ベイ・浦安市川医療センター)
髙田 順子(東京ベイ・浦安市川医療センター)
戎 初代 (地域医療振興協会)
盆子原 有香(東京ベイ・浦安市川医療センター)
早期離床セミナー
【概 要】
集中治療室で行われる離床やリハビリテーションを実践するために必要な知識、離床の進め方、実施時の注意点、多職種の役割の理解などを学習する内容です。ベッドサイドの実技やグループワークを中心にした内容の構成をしています。
【内容と講師】
1:早期離床の効果や役割、開始や中止基準など:野村 智久(順天堂大学練馬病院:医師)
開始基準や中止基準、実施時の注意点などの知識を整理します。
2:離床時のアセスメント:小松 由佳(杏林大学医学部附属病院:看護師)
離床の前に痛みや鎮静深度の評価についてそのポイントを整理します。
3:職種別実習:
各職種で不足している知識や技術を補う目的でリハビリ職種とそれ以外の職種に分かれ実習や
講義を行います。
(1)医師や看護師などリハビリ以外の職種の参加者対象:ベッドサイドで行うリハビリ評価・
指導について理学療法士による実技指導。
(2)リハビリ職種の参加者対象:薬剤の基礎:野村智久、モニタの基礎:小山昌利(公立陶生
病院:臨床工学技士)
4:離床の実習体験:各スタッフ担当
グループに分かれ離床する前のアセスメントの実習、離床時のモニタリングや人工呼吸器を装着した患者の起き上がりや座位への介助などを実施します。患者役を経験することも学びの一つになります。
- 【対 象】
- 集中治療室に勤務している、またはこれから勤務する予定の者としています。
職種の規定はいたしませんので、どなたでもご応募ください。 - 【定 員】
- 36名
- 【開催日】
- 2019年3月3日(日)14:00〜17:30(予定)
- 【会 場】
- 国立京都国際会館 1F Room C-1
- 【受講料】
- 受講料:6,000円(JSICM会員)、8,000円(JSICM非会員)
- 【コーディネーター】
- 鵜澤 吉宏 亀田総合病院
- 【スタッフ】
- 野村 智久 順天堂大学練馬病院
森沢 知之 兵庫医療大学
小幡 賢吾 岡山赤十字病院
小松 由佳 杏林大学医学部附属病院
山田 亨 東邦大学医療センター大森病院
野島 亜紀 防衛医科大学校病院
池田 理沙 神戸市立医療センター中央市民病院
小山 昌利 公立陶生病院
安福 祐一 京都橘大学
松木 良介 関西電力病院
J-PADガイドラインセミナー:ツールに慣れたらプロトコルに落としてみよう!
【概 要】
J-PADガイドラインでは、痛み・不穏・せん妄をコントロールするために、ガイドラインに則したプロトコルを各施設で作成し、遵守することを推奨しています。しかし、臨床現場では評価ツールの導入後、どのようにプロトコルを作成し、導入準備を進めればよいのか、迷うことも多いと思います。このセミナーでは仮想病院を設定し、実際にプロトコル作成を体験することで、日頃の疑問点にお答えし、各施設の特性に応じたプロトコルの作成や導入手順の理解を深めることを目的としています。
【到達目標】
1)プロトコルの有用性が理解できる
2)プロトコルの作成、運用上の注意点が理解できる
3)プロトコルの導入手順(プロトコル作成・教育計画・多職種連携)が理解できる
4)プロトコル導入後の評価・改善の必要性が理解できる
【タイムテーブル及び内容】
14:00~14:15 開会挨拶、目標確認、自己紹介等
14:15~14:35 プロトコルの作成に関する講義
14:35~16:35 グループワーク 仮想病院での「鎮痛・鎮静管理プロトコルの作成」
16:35~16:45 グループワーク発表
16:45~17:00 まとめと質疑応答、閉会挨拶
【開催概要】
- 開催日
- 2019年3月3日(日)14:00~17:00
- 会 場
- 国立京都国際会館 1F Room C-2
- コーディネーター
- 布宮 伸 (自治医科大学)
- ファシリテーター
- 植村 桜 (大阪市立総合医療センター)
古賀 雄二 (川崎医療福祉大学)
吹田 奈津子(日本赤十字社和歌山医療センター)
鶴田 良介 (山口大学)
吾妻 俊弘 (東北大学)
茂呂 悦子 (自治医科大学附属病院)
長谷川 隆一(獨協医科大学埼玉医療センター) - 対 象
- 医師、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床工学技士など職種は問わない
- 定 員
- 32名
- 受講料
- 5,000円(JSICM会員)、7,000円(JSICM非会員)
腹臥位ハンズオンセミナー
・目的
Severe ARDS患者に対する長時間の腹臥位療法の実践に対し、正しい知識と安全な実践方法を
多職種協同により習得する。
・内容
医師を含む3職種以上の多職種チームで実践するために必要な知識、実施方法、注意点、役割
の理解などを学習する内容です。ベッドサイドの実技やグループワークを中心にした内容の構
成をしています。
・開催日時:2019年3月3日(日)14:00~17:40
・受講資格:医師を含む3職種3名以上の多職種チームでの応募が条件
・受講料:医師 12,000円、医師以外 8,000円(JSICM会員、非会員ともに同じ)
・定員:24名
・住所:〒550-0001 大阪市西区土佐堀2-3-33 パラマウントベッド大阪支店2F
☎06-6443-8791
・セミナー内容
14:00-14:10 ご挨拶
14:10-14:40講義(30分) 理学療法士は腹臥位療法に欠かせない!
14:40-15:00講義(20分) 腹臥位療法で欠かせない看護ケア
15:00-15:10講義(10分) 腹臥位療法で医師が果たすべき役割
15:10-15:20休憩(10分)
15:20-17:20実習(120分) 実習(関節可動域確認法と腹臥位療法)
17:20-17:40 まとめ(20分)腹臥位療法とチーム医療
・インストラクター
小谷 透 (昭和大学病院 麻酔科学講座/医師)
嶋田 正子(東京女子医科大学 看護部/看護師)
堀部 達也(東京女子医科大学 リハビリテーション部/理学療法士)
工藤 弦 (東京女子医科大学 リハビリテーション部/理学療法士)
筧 慎吾 (東京女子医科大学 リハビリテーション部/理学療法士)
増山 素道(日本医科大学付属病院 リハビリテーション室/理学療法士)
・アシスタント
畑 恵子 (東京女子医科大学 看護部/看護師)
佐藤 博樹(自治医科大学附属病院 看護部/看護師)
・会場までの交通手段:公共交通機関をご利用の方
【JRからバスでのアクセス方法】
JR大阪駅南口のりば2番「天保山行」乗車、土佐堀2丁目より徒歩1分
【地下鉄からのアクセス方法】
四つ橋線肥後橋駅より徒歩12分
【私鉄からのアクセス方法】
京阪中之島線中之島駅より徒歩8分