演題募集のご案内
応募資格について
筆頭著者は一般社団法人日本集中治療医学会の会員に限ります。会員番号をご記入ください。未入会の方は必ずご入会ください。演題応募時に入会手続き中の方は、会員番号入力欄に「99999」を入力してください。
※会員番号が不明の場合は日本集中治療医学会事務局(jimu@jsicm.org)にお問い合わせください。
ただし、会長が認めた場合のみ、非会員でも発表していただけます。非会員のまま発表を希望する場合は、応募の前に abstract2024@jsicm-kansai.jp 宛てにその理由とともにご申告ください。初期研修医および学生(大学院生除く)は非会員でも発表できます。
なお、支部学術集会では優秀演題賞(最優秀演題賞・奨励賞)を選出し、表彰いたしますが、優秀演題賞は①筆頭発表者が日本集中治療医学会会員であり、②第51回年次学術集会(2024年3月@札幌)で発表された演題の二次発表でない、一般演題のみを選考の対象とします。最優秀演題受賞演題は第52回年次学術集会(2025年3月@福岡)で開催される「集中治療甲子園」(各支部の最優秀演題を集めたセッション)において指定演題として発表していただき、優勝・準優勝演題が表彰されます。第52回年次学術集会への参加に際し、筆頭発表者は参加費を免除されます。
日本専門医機構集中治療科認定に関してのご案内
2023年度より日本専門医機構認定の集中治療科研修を開始し、2025年度に機構の専門医試験の受験を予定されている方は、研修期間中に日本集中治療医学会学術集会(全国大会か支部学術集会)で1題以上の演題を筆頭演者で発表する必要があります。ぜひご応募ください。
発表演題に関する利益相反(conflict of interest:COI)の開示について
一般社団法人日本集中治療医学会では、「集中治療領域の研究における利益相反(COI)マネージメントに関する指針」ならびに「同施行細則」を策定し、施行しています。利益相反状態は学術集会発表時にスライドあるいはポスターの最初に開示してください。詳細は「COIに関する規定」をご確認ください。
発表演題に関する個人情報の取り扱いについて
患者個人情報に抵触する可能性のある内容は、患者あるいはその代理人からインフォームド・コンセントを得たうえで、患者個人情報が特定されないよう十分留意して発表してください。不必要な年月日の記載は避ける、年齢表記は「40歳代」のようにするなど十分ご留意いただき、個人が特定されうる発表はご遠慮ください。
研究内容の倫理委員会承認について
2023年3月31日に日本医学会連合研究倫理委員会より公表された「学術集会への演題応募における倫理手続きに関する指針」に基づき、ご申告をお願いいたします。
二重発表について
演題登録中の抄録が実質的に別の学会での発表と同じ内容の場合を「二重発表」と定義します。ただし、講演・特別セッション(シンポジウムなど)での発表、あるいは他言語での発表はこの限りではありません。また、一般演題であっても、重大な副作用報告など、本学術集会でも周知する価値があると考える場合には、「二重発表」であることを明記のうえで、演題登録が可能です。その場合、「二重発表に関する通信欄」で「二重発表にあたる」を選択し、その詳細を記載してください。演題の採否は学術集会会長が最終判断いたします。
症例数を大幅に増やした場合などで「二重発表」でないとする場合も、「続報」であることがわかるように抄録本文中に記載してください。
演題登録締切日以前に採択された論文内容と同一の発表は「二重発表」とみなします。発表時点において論文掲載済みの場合は直ちに学会事務局にご連絡ください。
直近の年次学術集会と支部学術集会一般演題の二重発表の緩和について
支部学術集会の活性化のため、日本集中治療医学会の年次学術集会と支部学術集会間では二重発表を認めます。ただし、優秀演題賞の対象からは除外します。
二重発表での発表のフローは次の2通りです。
①年次学術集会での一般演題(支部別)を次年度の支部学術集会会長が確認し、すぐれた演題を指定演題とする場合があります。この場合は2度目の発表クレジットが付与され、参加費は無料といたします。
②自己希望にての演題応募(年次学術集会→支部学術集会、支部学術集会→年次学術集会のいずれも)も可能です。ただし、二重発表が認められるのは演題募集期間の直近1年間の学術集会の演題に限ります。この場合は2度目の発表クレジットは付与されません。
結果の出ていない発表、抄録内容と異なる発表について
結果の出ていない段階での応募、また、抄録の内容と大きく異なる発表はご遠慮ください。
代理発表について
やむをえない事情で筆頭著者が発表できない場合、共同著者に限り代理発表していただけますが、代理発表者に筆頭著者としての単位は付与されません。筆頭著者または共同著者が発表できない場合は演題を取り下げてください。
著作権について
採用された演題の著作権は一般社団法人日本集中治療医学会に帰属し、ホームページ上に掲載され、全文検索の対象となります。
※上記学術集会における発表の注意点に関しては、日本集中治療医学会ホームページ定款・細則の「年次学術集会における不正発表防止規定」および「研究倫理に関するよくある質問(FAQ)」をご確認ください。
1.演題応募方法
UMINオンライン演題登録システムを使用します。
2.演題応募受付期間
募集期間:
2024年3月5日(火)正午~5月10日(金)
5月20日(月)正午
※演題の募集を終了しました。全75演題のご応募を頂戴しました。ありがとうございました。
3.募集演題
シンポジウム「集中治療室の快適化」(一部指定)
⇒集中治療室は、患者にとっても、医療者にとっても、ストレスの多い場所です。その集中治療室をできるだけ快適にする各施設・各部門の工夫、将来の計画など、たとえばアラームを本当に必要なときだけ鳴らす工夫とか、挿管患者とのコミュニケーションの工夫とかをご紹介ください。
U35企画「私は●●にこだわって集中治療に関わっています」(一部指定)
※公募条件:筆頭著者が2024年3月31日現在35歳以下であること。
⇒集中治療は多くの専門家が集まって共同作業を行う場所ですが、案外、他の部署の人たちの「こだわり」についてはわかっていないかもしれません。共同作業はお互いを理解するところから始まります。未来の集中治療を作る35歳以下の人たちの自分の「こだわり」に関する主張をお待ちします。「私は●●にこだわって集中治療に関わっていきたい」という将来の目標も歓迎します。
PICU caravan企画「ICUにおける小児の蘇生」(一部指定)
⇒集中治療室 (成人を主に診療しているICUを含む)の中で診療されている小児の蘇生に関する演題を広く募集します。中でも、今回は、蘇生の予防の工夫、蘇生に対する準備、蘇生後の社会的・倫理的問題など、蘇生の周辺話題を深堀りしたいと考えております。本シンポジウムはPICU caravanの一環で、PICUからの応募も歓迎します。
一般演題
4.査読方法
応募演題の査読は、日本集中治療医学会の査読方法に準拠し、下記の方法で実施します。
1)1演題につき3名の査読委員により査読し、その結果に基づいて会長が採否を決定します。
2)査読の公平性を担保するため、査読委員には応募者の所属、氏名は公開しません。また、査読委員自身の所属から応募された演題を査読しないよう配慮します。
3)抄録内容により、「研究」か「症例・経験・その他報告」のいずれかを判断し、査読いたします。
「研究」演題については下記の項目ごとに合計36点満点で評価します。
- 1.タイトルは適切か
- 3点
- 2.新奇性・独創性・学術的重要性
- 5点
- 3.研究目的は明確か
- 5点
- 4.研究デザインは適切か
- 5点
- 5.結果は明確に記載されているか
- 5点
- 6.結論を導くための論旨の展開は整っているか
- 5点
- 7.結論・結語は適切か
- 5点
- 8.全体を通して文章の出来栄え
- 3点
「症例・経験・その他報告」演題については下記の項目ごとに合計31点満点で評価します。
- 1.タイトルは適切か
- 3点
- 2.新奇性・希少性
- 5点
- 3.臨床的または教育的重要性
- 5点
- 4.医療上の工夫・取り組みなどの独創性
- 5点
- 5.内容は明確に記載されているか
- 5点
- 6.結論・結語は適切か
- 5点
- 7.全体を通して文章の出来栄え
- 3点
5.抄録作成要項
1)発表者
筆頭著者が発表してください。
2)登録可能な著者数・施設等
登録可能な最⼤著者数は、筆頭著者と共同著者を合わせて20名まで、登録可能な最⼤所属機関数は8施設までです。
3)講演形態、キーワードの選択
講演形態:PICU Caravanおよび一般演題を募集します。PICU Caravanに応募された演題がPICU Caravanとして採用されなかった場合、一般演題として査読します。
キーワード:3個以上、最多5個まで選択してください。
- 循環
- 呼吸
- 中枢神経
- 消化管
- 肝
- 腎
- 凝固線溶系
- 代謝・内分泌
- ショック
- 感染症
- 感染対策
- 新興感染症(COVID19含む)
- 敗血症
- 多臓器不全
- 臓器連関
- 中毒
- 外傷
- 熱傷
- 蘇生
- 移植
- 輸液・輸血・水電解質
- 鎮痛・鎮静・せん妄
- Post Intensive Care Syndrome(PICS)
- Pre ICU
- Post ICU
- 長期予後・生活の質
- 栄養管理
- 体温管理
- 人工呼吸管理
- 非侵襲的呼吸管理
- ECMO
- 補助循環
- 血液浄化
- 超音波診断
- 手技・検査
- 画像診断
- 麻酔・周術期
- 小児
- 新生児
- 産科・婦人科
- 看護
- 臨床工学
- 薬剤
- リハビリテーション
- モニター
- 遠隔医療
- 患者搬送
- データベース
- AI
- 医療統計学
- 基礎研究
- 臨床研究
- 疫学研究
- Rapid response system
- 医療事故・患者安全
- 医療倫理
- 研究倫理
- 終末期・緩和医療
- 家族支援
- 患者・家族中心の医療
- 多職種連携・チーム医療
- 教育
- 医療経済
- 診断
- 運営・システム
- 産学共同
- 働き方改革
- ガイドライン
- その他
4)⽂字数制限
下記を厳守してください。
演題名:全角100(半角200)文字以内
抄録本文:図表なしの場合は全角1,200(半角2,400)文字以内、図表ありの場合は全角800(半角1,600)文字以内
※制限文字数を超えますとご登録いただけません。
※改行を多用すると抄録集の印刷スペースが足りなくなりますので、最小限にとどめてください。
5)抄録本⽂の作成
登録する演題が「研究」「症例・経験・その他報告」のいずれに該当するかをご自身で判断し、下記事項を守って簡潔かつ論理的に構成してください。ただし、最終的には会長がいずれかを判断いたします。
(1)「研究」
基礎研究、疫学研究(量的・質的研究)などが含まれます。
原則として【背景と目的】【方法】【結果】【結論】の項立てに沿って記載してください。
【背景と目的】には可能な限り仮説を記載してください。考察は必須ではありません。考察を書く場合は、結果と厳密に区別してください。
【結論】は得られた結果のみに基づいて記載してください。詳細は構造化抄録の書き方(PDF)をご参照ください。
(2)「症例・経験・その他報告」
症例報告、活動報告などが含まれます。
まれな疾患、困難な病態に対する医療上の工夫、医療上・勤務上の経験や取り組みなどを踏まえて、他者の参考となる発表を歓迎します。新奇性・教育的価値がわかる内容にしてください。詳細は構造化抄録の書き方(PDF)をご参照ください。
6)図表の掲載について
図表の掲載は1点のみ可能です。複数の図表がある場合は、あらかじめ1枚のファイルにまとめてください。掲載できるファイル形式はJPEG(画像ファイル)、GIF(画像ファイル)です。これ以外のファイルは登録できませんのでご注意ください。
7)COIの有無、倫理委員会の承認状況、二重発表状況
応募内容についてのCOIの有無、倫理委員会の承認状況、二重発表状況につきご申告ください。
8)演題受領の確認
入力していただいた電子メールアドレス宛て自動的に受領通知(電子メール)が送信されますので、受領通知が届きましたら必ず応募内容をご確認ください。受領通知が届かない場合は応募が完了していないか電子メールアドレスの誤入力の可能性がありますので、念のため「確認画面」で確認してください。
6.採否通知
応募の際に入力された電子メールアドレス宛に6月下旬にお知らせします。
1)応募の前にオンライン演題登録システム利用上の注意をご確認ください。
2)本オンライン演題登録システムは最新版のMicrosoft Edge、Google Chrome、Safari、Firefoxでご利用いただけます。それ以外のブラウザではご使用にならないようご注意ください。
3)確実に応募が完了しているか「確認画面」にて演題応募番号とパスワードを用いて必ずご確認ください。
演題募集に関するお問い合わせ
〒561-0861 豊中市東泉丘4-3-5-1306 株式会社クレッシー内
日本集中治療医学会第8回関西支部学術集会運営事務局
TEL:06-6850-8558/FAX:03-5546-0486
E-mail:abstract2024@jsicm-kansai.jp