2024年度CTG委員会研究助成制度の採択研究が決定しました。

• CTG概要
• 多施設研究支援
• 研究助成

1. 応募方法
   委員会での審議を希望される方はファイルにタイトル、研究の概要等をご記入の上、学会事務局（E-mail：jimu@jsicm.org）までご連絡ください。
   なお、原則、研究代表者が本学会の会員である研究に限ります。
   委員会で承認された研究が終了した場合は、終了した旨を委員会に報告してください。
   
   ■ 応募フォームのダウンロードはこちらから　Wordファイル　PDFファイル
   ■ 研究承認までの流れ
2. 審査
   委員会で審議を行います。必要に応じて応募者に委員会で研究内容についてのプレゼンテーションをお願いすることがあります。
3. 承認された場合
   CTG委員会で承認を受けた研究は、メールや·郵便を利用して日本集中治療医学会認定施設に周知が可能となり、日本全国のICUに研究への参加を呼びかけることが可能となります。
4. これまでの応募研究
   
   応募研究一覧

   認定番号52 「本邦における小児重症患者のMDRPU有病率調査」 金沢医科大学病院　北山未央（2025年3月18日） CTG承認書

   認定番号51 「重症患者の貧血治療に対する医師と薬剤師の意識：シナリオに基づくアンケート調査 」 広島大学病院 薬剤部　吉廣尚大（2025年3月18日） CTG承認書

   認定番号50 「日本における患者安全に関する出来事に関与した第2の被害者に関する研究 Study of Japanese Second Victims Involved in Patient Safety Incidents: JaSeVic Study」 関東学院大学 看護学部　相川玄（2024年8月19日） CTG承認書

   認定番号49 「救急集中治療における医師の臓器提供・終末期に関するアンケート調査」 北里大学メディカルセンター 救急科　田村智（2023年7月3日） CTG承認書

   認定番号48 「COVID-19流行下における集中治療室の医療ひっ迫と患者転帰への影響に関する検討」 JA広島総合病院 救急・集中治療科 櫻谷正明 (2023年5月23日） CTG承認書

   認定番号47 「救急外来において急死した患者の家族ケアに関するアンケート調査」 広島大学大学院 救急集中治療医学 田邉優子 (2022年4月8日） CTG承認書

   認定番号46 「人工呼吸療法患者（人工呼吸器装着患者）に対する不快症状評価の実態と医療者の認識」 京都大学医学部付属病院集中治療室　田本光拡 (2022年3月11日） CTG承認書

   認定番号45 「小児集中治療におけるQuality of Dying and Death(PICU-QODD)医療者用評価尺度の日本語版開発と信頼性・妥当性の検証」 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻小児看護学分野　髙山温子(2022年1月21日） CTG承認書

   認定番号44 「本邦の集中治療室におけるSOFA スコア測定の実態調査」 大阪市立大学大学院医学研究科 医療統計学教室 田本光拡（2021年6月24日） CTG承認書

   認定番号43 「ICU に携わる多職種のバーンアウトと相互支援の関連」 北海道公立大学法人 札幌医科大学 集中治療医学 春名 純平（2021年2月25日） CTG承認書

   認定番号42 「カテーテル挿入患者を対象としたカテーテル関連血流感染予防におけるクロルヘキシジンアルコールに対するオラネキシジングルコン酸塩液の非劣性を検討する試験(カテーテル関連血流感染症予防に対するオラネキシジングルコン酸塩の有効性の検討)-多施設共同無作為化非盲検並行群間比較試験-」 自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科　安田 英人（2021年1月22日） CTG承認書・研究計画書・別紙1_説明文書・同意書・別紙2_同意撤回書・別紙3_消毒用薬剤の使用方法・別紙4_消毒マニュアル・別紙5_カテーテル管理マニュアル・別紙6_各種定義・別紙7_接触性皮膚炎診断基準・1%CHG添付文書・オラネジン添付文書・モニタリング計画書_承認済み_20201026・臨床研究等許可決定通知書

   認定番号41 「日本語版Healthy Work Environment Assessment Toolの信頼性、妥当性の検証」 金沢医科大学病院　ハートセンター　北山 未央（2020年11月4日） CTG承認書

   認定番号40 「COVID-19陽性患者及び擬似症例患者への対応が看護師の精神健康状態に及ぼす影響」 一般財団法人平成紫川会小倉記念病院 看護部　立野 淳子（2020年10月30日） CTG承認書

   認定番号39 「Post-Intensive Care outcomeS of patients with COronaVIrus Disease 2019;PICS-COVID study」 国立病院機構東京医療センター 救急科　畠山淳司（2020年10月6日） 2020年度 CTG委員会 助成金支給研究 CTG承認書

   認定番号38 「体外式膜型人工肺(Extracorporeal membrane oxygenation:ECMO)中の予防抗微生物薬に関するアンケート調査」 藤田医科大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座　原 嘉孝（2020年9月14日） CTG承認書 J Artif Organsに掲載されました Current status of antimicrobial prophylaxis during extracorporeal membrane oxygenation in Japan: a national survey. J Artif Organs. 2022;25(2):178-181.

   認定番号37 「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）パンデミック下における集中治療室での医療従事者の直面する倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Implications: ELSI) の検討」 大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学博士課程　制野勇介（2020年6月22日） CTG承認書・研究計画書・審査結果通知書・研究協力依頼書 Asian Bioethics Reviewに掲載をされました Ethical and Social Issues for Health Care Providers in the Intensive Care Unit during the Early Stages of the COVID‑19 Pandemic in Japan: a Questionnaire Survey　Asian Bioeth Rev. 2021（Online ahead of print.）

   認定番号36 「特定集中治療管理料を取得している集中治療部門で勤務する認定看護師，専門看護師および特定行為研修修了者の活動に関する調査」 看護師将来計画委員会　委員長　茂呂悦子（2019年10月18日） CTG承認書

   認定番号35 「心臓手術後の血圧管理に関する多施設レジストリ」 亀田総合病院 集中治療科　小谷祐樹（2019年10月9日） CTG承認書 Annals of Intensive Careに掲載をされました The impact of relative hypotension on acute kidney injury progression after cardiac surgery: a multicenter retrospective cohort study. Ann. Intensive Care 11, 178 (2021).

   認定番号34 「集中治療、救命救急領域における抗菌薬使用状況調査」 感染管理委員会 代表代理　高橋佳子（2019年7月9日） CTG承認書 ・研究概要 NEW ・実施計画書（プロトコル） ・倫理審査結果通知書（兵庫医科大学） ・倫理審査結果通知書（広島大学）

   認定番号33 「集中治療領域の院内血流感染の疫学と予後規定因子に関する調査　ESICM研究班による多国籍コホート研究」 感染管理委員会　代表代理　林淑朗 国際交流委員会　委員長　藤谷茂樹（2019年7月3日） CTG承認書・プロトコル（英語・日本語）・CRF（英語・日本語）・ 基幹施設IRB申請書・基幹施設IRB承認書・ 亀田総合病院IRB申請書・亀田総合病院IRB承認書・亀田総合病院院内掲示文書・ 守秘義務契約書・研究参加同意書・研究参加者CV様式・ 日本国内データの二次利用権に関する証明書

   認定番号32 「集中治療室における抜管後嚥下機能評価に関する研究　The swallowing assessment for post extubated patient in intensive care units」 国際医療福祉大学三田病院 麻酔科/集中治療部　大村和也（2019年6月28日） CTG承認書・ 国際医療福祉大学三田病院倫理審査委員会承認書

   認定番号31 「小児集中治療における長期人工呼吸管理患者の国際横断研究　Prolonged Mechanical Ventilation in Paediatric Intensive Care: An International Cross-Sectional Prevalence Study (LongVentKids Study)」 静岡県立こども病院 小児集中治療科　川崎達也（2019年5月7日） CTG承認書

   認定番号30 「集中治療を要する術後患者に対する維持輸液に関するアンケート調査」 神戸大学医学部附属病院麻酔科　古島夏奈（2019年1月8日） CTG承認書

   認定番号29 「集中治療における研究とその環境：二カ国横断調査」 亀田総合病院 集中治療科　小谷祐樹（2018年10月31日） CTG承認書 Frontiers in Medicineに掲載されました。 The research environment of critical care in three Asian countries: A cross-sectional questionnaire survey. Front. Med. 9:975750. doi:10.3389/fmed.2022.975750

   認定番号28 「アジアの集中治療における敗血症の疫学研究（The MOSAICS II study）」 国際交流委員会 代表代理　江木 盛時　　GSA委員会 委員長　松嶋 麻子（2018年10月5日） CTG承認書・ MOSAICSII申請書・ MOSAICSII（日本語 English）・ 基幹施設IRB申請書・ IRB認定書類

   認定番号27 「小児集中治療における身体拘束についての横断調査　Physical Restrains in Pediatric Intensive Care　: A Nation-wide Point Prevalence Study in Japan」 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪母子医療センター　看護部PICU　池辺 諒（2018年9月18日） CTG承認書

   認定番号26 「The Effect of Higher Protein Dosing in Critically Ill Patients:　A Multicenter Registry-based Randomized Trial The EFFORT Trial 重症患者に対する高タンパク投与量の影響に関する研究、EFFORT 試験」 神戸市立医療センター中央市民病院麻酔科　東別府 直紀（2018年7月23日） CTG承認書

   認定番号25 「急性・重症患者の回復を促す看護実践モデルの構築に向けた取り組み　第2研究 ―看護実践モデル案の臨床応用への有用性の検証―」 東京慈恵会医科大学医学部看護学科　中村 美鈴（2018年6月22日） CTG承認書・研究の協力依頼

   認定番号24 「重症疾患患者に対する腎代替療法による除水の多国間調査」 東京ベイ・浦安市川医療センター 腎臓・内分泌・糖尿病内科　北村 浩一 （2018年4月2日） CTG承認書

   認定番号23 「集中治療従事者における倫理的苦悩に関する調査研究」 京都大学大学院医学研究科　藤井 智子（2017年10月6日） CTG承認書

   認定番号22 「重症患者における末梢静脈カテーテルによる静脈炎の発生頻度とそのリスク因子の検討」 亀田総合病院集中治療科　安田 英人（2017年9月28日） CTG承認書・ 研究実施計画書・ PIVC_study_ICU学会CTGプレゼン20170905_1・ PIV_study_IRB_kameda・ 末梢静脈路研究患者データシート①・ 末梢静脈路研究患者データシート②・ 末梢静脈路研究患者データシート③ Journal of Intensive Care 2021;9:3に掲載されました。 Occurrence and incidence rate of peripheral intravascular catheter-related phlebitis and complications in critically ill patients: a prospective cohort study (AMOR-VENUS study).Journal of Intensive Care 2021;9:3.

   認定番号21 「WEAN SAFE study」 国際医療福祉大学 医学部　倉橋 清泰（2017年8月4日） CTG承認書・ overview（日本語 English）・ Protocol（日本語 English）・ CRF（日本語 English）・ IRB申請書・IRB承認書

   認定番号20 「ICUにおける睡眠障害およびせん妄に対する予防的介入の効果」 自治医科大学附属さいたま医療センター麻酔科集中治療部　長友香苗（2017年3月21日） CTG承認書・研究プロトコール

   認定番号19 「重症患者の新規心房細動に関する多施設レジストリの構築」 東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座集中治療部　吉田 拓生（2017年2月14日） CTG承認書

   認定番号18 「本邦集中治療室における人工呼吸患者に対するEarly mobilization実施に関する横断的実態調査」 広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門　對東 俊介（2016年12月20日） CTG承認書 J Crit Care. 2018 に掲載されました。 Out-of-bed mobilization of patients undergoing mechanical ventilation with orotracheal tubes: A survey study. J Crit Care. 2018

   認定番号17 「アジアの集中治療における人工呼吸器のウィーニングに関するサーベイ」 神戸大学医学部附属病院麻酔科　江木 盛時（2016年12月7日） CTG承認書

   認定番号16 「高血糖緊急症における輸液療法の腎機能への影響に関する多施設後ろ向き観察研究」 藤田保健衛生大学救急総合内科　植西 憲達（2016年12月7日） CTG承認書・研究計画書・研究のお誘い

   認定番号15 「急性期患者におけるFFP投与と急性期出血に関する前向き観察研究　The Plasma Transfusion evaluation study in acute ill unit.　(PLATEAU)」 神戸大学医学部附属病院麻酔科　長江 正晴（2016年12月5日） CTG承認書・研究計画書・情報収集シート Web registration system（PWは研究協力施設に公開しています）

   認定番号14 「急性膵炎の前向き多施設観察研究」 慶應義塾大学医学部内科学（消化器） 岩崎 栄典（2016年11月25日） 慶應義塾大学医学部内科学（消化器） 堀部 昌靖（2016年11月25日） CTG承認書・ SAP-cohortprotocol201601020・集中治療学会ホームページ用SANADAstudy・前向き膵炎 研究実施情報公開文書・前向き膵炎 説明文書アトランタ重症用・急性膵炎の前向き多施設観察研究倫理審査承認書

   認定番号13 「橈骨動脈と上腕動脈における収縮期血圧の差を利用した中心静脈血酸素飽和度の推定―多施設共同前向き観察研究」 堺市立総合医療センター 集中治療科　熊澤 淳史（2016年12月7日） CTG承認書・計画書・同意書

   認定番号12 「集中治療室（ICU）における抗菌薬使用とde-escalationの実態調査(Determinants of Antimicrobial Use and De-escalation in Critical Care)」 聖マリアンナ医科大学 救急医学 藤谷 茂樹(2016年9月1日) CTG承認書・ DIANA研究症例報告関連図・ DIANA研究症例報告用紙・ 掲示・ 実施計画書 DIANA・ 臨床試験審査申請書（様式1)・ Approval_Ethics_Committee・ DIANA研究キックオフミーティング概要・ DIANA研究プロトコール・ 聖マリアンナ医大承認書

   認定番号11 「急性一酸化炭素中毒レジストリ-Carbon monoxide Poisoning in Japan(COP-J)」 山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学分野 鶴田良介（2016年1月18日） CTG承認書 PLOS ONEに掲載されました。 Motoki Fujita ,Masaki Todani,Kotaro Kaneda,Shinya Suzuki,Shinjiro Wakai,Shota Kikuta,Satomi Sasaki,Noriyuki Hattori,Kazuyoshi Yagishita,Koji Kuwata,Ryosuke Tsuruta,on behalf of the COP-J Study Investigators.Use of hyperbaric oxygen therapy for preventing delayed neurological sequelae in patients with carbon monoxide poisoning: A multicenter, prospective, observational study in Japan.June 18,2021

   認定番号10 「集中治療のシミュレーショントレーニングコースの必要性に関するアンケート調査」 ハワイ大学 梅井菜央（2015年4月9日） CTG承認書

   認定番号09 「集中治療室における蛋白質投与量に関する多施設観察研究」 高知大学医学部麻酔科学 集中治療医学講座・矢田部智昭（2014年12月18日） CTG承認書・基幹施設審査結果・プロトコル・院内掲示文書 Ann Nutr Metabに掲載されました。 Yatabe T, Egi M, Sakaguchi M, Ito T, Inagaki N, Kato H, Kaminohara J, Konishi A, Takahashi M, Tatsumi H, Tobe M, Nakashima I, Nakamoto N, Nishimura T, Nitta M, Nishimura M. Influence of Nutritional Management and Rehabilitation on Physical Outcome in Japanese Intensive Care Unit Patients: A Multicenter Observational Study. Ann Nutr Metab. 2019;74:35-43.

   認定番号08 「人工呼吸を要する患者における酸素療法と酸塩基平衡に関する観察研究 Acid-base Balance & Oxygen management in patients required mechanical Ventilation Evaluation study“ABOVE study”」 神戸大学医学部附属病院集中治療部・江木 盛時（2014年4月10日） CTG承認書・プロトコル・基幹施設審査結果・HP掲載文書・ポスター掲載文書 J Crit Careに掲載されました。 Egi M, Kataoka J, Ito T, Nishida O, Yasuda H, Okamaoto H, Shimoyama A, Izawa M, Matsumoto S, Furushima N, Yamashita S, Takada K, Ohtsuka M, Fujisaki N, Shime N, Inagaki N, Taira Y, Yatabe T, Nitta K, Yokoyama T, Kushimoto S, Tokunaga K, Doi M, Masuda T, Miki Y, Matsuda K, Asaga T, Hazama K, Matsuyama H, Nishimura M, Mizobuchi S; ; ABOVE investigators. Oxygen management in mechanically ventilated patients: A multicenter prospective observational study. J Crit Care. 2018 Aug;46:1-5.

   認定番号07 「敗血症DIC（播種性血管内凝固症候群）に対する治療効果に関する他施設共同後ろ向き観察研究」 北海道大学病院先進急性期医療センター・早川 峰司（2013年11月14日） CTG承認書・研究参加へのお誘い・データ利用とAuthorshipに関して・入力要綱・データシート・データ収集用紙・北大倫理委員会通知文書

   認定番号06 「人工呼吸療法に関する疫学研究 Epidemiologic study of Mechanical Ventilation Practices in Japan: MVP investigation」 日本医科大学千葉北総病院救命救急センター・齋藤 伸行（2013年11月14日） CTG承認書・研究プロトコル・データシート・研究開始の手順

   認定番号05 「Neuromuscular Pathology in Critically Ill Patients: An Autopsy Study: “NECROPSY Study”」 横浜市立みなと赤十字病院・武居 哲洋（2013年11月14日） CTG承認書・研究概要

   認定番号04 「SAP-CRAI CTG（重症急性膵炎に対する局所膵動注療法についての後向き多施設観察研究）」 東京都立多摩総合医療センター・堀部 昌靖（2013年7月4日） CTG承認書・研究概要・プロトコール・ データ入力マニュアル・中央施設倫理委員会承認書・倫理委員会申請書（例）

   認定番号03 「心臓血管手術関連の急性腎障害における心房性ナトリウム利尿ペプチドの腎保護効 果と医療費評価―多施設共同ランダム比較試験」 東京医科歯科大学大 学院医歯総合研究科・三高 千惠子（2012年5月21日） J Crit Care 2017 に掲載されました。 Effects of low-dose atrial natriuretic peptide infusion on cardiac surgery–associated acute kidney injury: A multicenter randomized controlled trial.J Crit Care April 2017,Volume 38.

   認定番号02 「集中治療患者の発熱に対する解熱療法の多国間多施設ランダム化比較試験（第Ⅱb 相）」 Fever and Antipyretic in Critically ill Evaluation：phase II Randomized controlled trial (FACEII study) (2011年8月10日） FACEⅡプロトコール・ FACEⅡプロトコール簡易版・FACEⅡスライド

   認定番号01 「日本におけるICUせん妄の疫学研究」 山口大学医学部附属病院・先進救急医療センター・鶴田 良介（2010年12月21日） J Crit Care 2014 に掲載されました。 Tsuruta R, Oda Y, Shintani A, Nunomiya S, Hashimoto S, Nakagawa T, Oida Y,Miyazaki D, Yabe S, Japanese Epidemiology of Delirium in ICUs (JEDI) Study Investigators. Delirium and coma evaluated in mechanically ventilated patients in the intensive care unit in Japan: A multi-institutional prospective observational study. J Crit Care 2014.

   認定番号 - 「集中治療患者における発熱と解熱薬に関する二国間多施設観察研究」 Fever and Antipyretic in Critically ill Evaluation study (FACE study) 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・麻酔蘇生学・江木盛時（2009年5月20日） プロトコール（日本語　English) 　スライド （日本語　English) Crit Care 2012 に掲載されました。 FACE study investigators. Association of body temperature and antipyretic treatments with mortality of critically ill patients with and without sepsis: multi-centered prospective observational study.Crit Care 2012;16:R33. J Korean Med Sci に掲載されました。 Park DW, Egi M, Nishimura M, Chang Y, Suh GY, Lim CM, Kim JY, Tada K, Matsuo K, Takeda S, Tsuruta R, Yokoyama T, Kim SO, Koh Y; Fever and Antipyretic in Critically ill patients Evaluation (FACE) Study Group in Japan-Korea Intensive Care Study (JAKOICS) Group. The Association of Fever with Total Mechanical Ventilation Time in Critically Ill Patients. J Korean Med Sci. 2016 Dec;31(12):2033-2041.

日本集中治療医学会では、学会員の研究の促進に寄与することを目的として、CTG委員会臨床研究助成金を年に1回、公募しております。

1. 助成対象研究
   
   • 日本集中治療医学会正会員が研究責任者である営利を目的としない研究。
   (助成の対象とならない研究)
   • 実質的にすでに開始されている研究
   • 応募時点で他機関より研究助成を受けている研究
     ※他機関への重複申請自体は可能ですが、重複して助成が決定し、研究費を使用することが困難である場合は、助成の辞退や使用できない額の返金をお願いすることがあります。
   • 助成申請額が500万円を上回っている研究
2. 応募資格
   
   • 研究責任者が日本集中治療医学会の本会員であり、一般財団法人公正研究推進協会（APRIN)のeラーニングプログラムJSICMコースの受講実績を有すること。
   • 所属機関において、研究助成金の受け入れが可能であることを確認していること。
     　※助成決定後でも所属機関で受け入れができない場合は、助成はできません。
   • 同一研究グループから複数の応募はできません。
3. 助成の概要
   
   • 助成金額の総額は500万円として、研究内容に応じて1件あたり100万円～200万円の助成を2～3件に審査の上、支給いたします。
   • 助成額については研究内容および支出計画の合理性により決定をします。
   • 特に優秀な研究は、CTG委員会から学会主導共同研究推進会議に推挙し学会主導研究として、さらなる支援を受けることができる可能性があります。
   • 使用期限は原則、翌々年（2027年）の3月末までとしますが、申請により1年間に限り延長を認めます。
   • 助成金の使途は研究計画書に明記してください。
   • 翌年（2026年）6月末までに中間報告書の提出、翌々年（2027年）の6月末までに研究成果報告書と収支報告書の提出をしていただきます（1年間の延長をした場合は、2028年6月末まで）。
   • 助成対象者は3年後（2028年）までの本会学術集会で結果の報告を行っていただきます。また、研究終了後に、査読付き英文誌への投稿する努力をお願いします。
4. 選考方法
   
   • CTG委員会において厳正かつ公平な選考を行い、理事会の審議の後、決定します。
   • 助成の決定は8月下旬を予定しています。
5. 応募方法
   
   • 公募期間：2025年4月1日～4月30日
   • 申請に必要な書類： 申請書（様式1）、 研究計画書（様式2）、 研究経費申請書（様式3）
   • 応募先：以下のメールアドレスに様式1－3を添付して提出してください。様式1については自署後、スキャナで取り込んだものを提出してください。
     【提出先メールアドレス】　E-mail：jimu@jsicm.org
   • 応募後、1週間経っても受領確認のメールが届かない場合は、お問い合わせください。
6. その他
   
   • 研究不正、研究費の不正使用などがあった場合、助成金を全額返金いただきます。
   • 結果の理由に関するお問合せには応じかねますのでご了承下さい。
7. これまでの応募研究
   
   採択研究一覧

   2024年度採択研究

   PICSをprimary outcomeに評価する至適静脈栄養開始時期とタンパク質投与経路の検討：アンブレラ型多施設共同ランダム化比較試験 （申請者：慶應義塾大学医学部救急医学　山元良）

   気管挿管手技習得に対する拡張現実型教材の開発 （申請者：東京大学医学部附属病院小児科　野沢永貴）

   低血圧患者における血漿レニン濃度の動態と予後予測能:多施設前向きコホート研究 （申請者：医療法人鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科　小谷祐樹）

   本邦における小児重症患者のMDRPU有病率調査 （申請者：金沢医科大学病院　北山未央）

   術後呼吸器合併症ハイリスク患者におけるEIT（Electrical Impedance Tomography）を用いた人工呼吸器管理戦略;実現可能性調査研究 （申請者：大阪大学大学院医学系研究科生体統御医学講座麻酔・集中治療医学教室　星野太希）

   2023年度採択研究

   集中治療室入室による診療に関する医療者の意思決定に影響を与える要因の検討 （申請者：東北大学病院高度救命救急センター　大邉寛幸）

   敗血症性ショック患者における血中レニン活性と免疫細胞賦活の関連 （申請者：東京大学医学部附属病院救急・集中治療科　堀江良平）

   新たな連続的疼痛評価モニタリングプログラムが術後疼痛管理におよぼす包括的な効果検証：無作為化比較試験 （申請者：東北大学大学院医学系研究科がん看護学分野・東北大学大学院心臓血管外科学分野　佐々木康之輔）

   経口気管挿管患者における気管に対する局所麻酔の効果：単施設クラスターランダム化試験 （申請者：東京医科大学病院救命救急センター　下山京一郎）

   日本の小児集中治療における終末期医療の現状把握と課題の検討 （申請者：国立研究開発法人国立循環器病研究センター集中治療科　制野勇介）

   2022年度採択研究

   重症膵炎に対して早期に十分なタンパク質を投与することの有効性の検討：パイロット多施設ランダム化比較試験 （申請者：慶應義塾大学医学部内科学　堀部昌靖）

   低ガンマグロブリン血症を呈する敗血症に対する免疫グロブリン療法－多施設共同無作為化比較試験－ （申請者：札幌医科大学医学部集中治療医学　赤塚正幸）

   日本の医学部生は集中治療について何を学ぶべきか？ －標準的集中治療医学カリキュラム提案に向けた、日本の医学部における集中治療医学教育の現状調査と医学生が習得すべきコンピテンシーリスト作成－ （申請者：岡山大学学術研究院医歯薬学域麻酔・蘇生学　谷真規子）

   心血管集中治療部での全身管理におけるエビデンス構築と予後改善を目的とした多施設 共同前向き観察研究 （申請者：東京医科大学病院循環器内科　中野宏己）