日本集中治療医学会北海道支部会が昨年1月より新たに出発いたしました。
あらたな機構のもと、第2回北海道支部学術集会を本年9月8日に開催いたします。
本年のテーマは「扉を開けよう」です。
「普段集中治療にかかわっていない医療者の皆さん、何となく近寄りがたい集中治療室の扉を開けてみましょう。そこには日常臨床に直結するいろいろな知見があります。」
「集中治療の専門家の皆さん、扉を開けてICUの外に出ましょう。そこには皆さんの力を必要としている人たちが居ます。」
「日々の医療に携わる中で、自分の中にある、“苦手なものが入っている部屋”の扉をあけましょう。理解が進むと、今までとは違う景色が見えるはず。」
そんな思いから、このテーマを選択しました。
集中治療室は、さまざまな職種の専門家同士が連携して、それぞれの力を集めて治療する場所でもあります。本学術集会が、それぞれの専門分野同士の扉が開かれる機会になってもらえれば、幹事としてこれほどうれしいことはありません。
みなさんのご参加をお待ちしております。
市立札幌病院救命救急センター部長 佐藤朝之