会長あいさつ

香川大学医学部救急災害医学講座 教授 黒田泰弘

 

日本集中治療医学会 第1回中国四国支部学術集会開催にあたり

謹啓

 向暑の候、皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、日本集中治療医学会 第1回中国四国支部学術集会を2017年2月18日(土)、サンポートホール高松(香川県高松市)で開催させて戴くことになりました。これも皆様方のお力添えの賜物と厚くお礼申し上げます。
 日本集中治療医学会は、集中治療専門医に加え、多くの診療科医師(救急科、麻酔科、循環器科、心臓血管外科、小児科、新生児科、呼吸器科、内科、脳神経外科、神経内科、脳卒中科、リハビリ科、等)、それから看護師、臨床工学技士、薬剤師、理学療法士、呼吸療法認定士、などの皆さんが参加する多職種連携の学会で、最近会員数が増えております。本会は2017年1月1日から従来の地方会が支部に発展的に移行します。中国四国支部学術集会は全国の支部学術集会の先頭を切って開催され、その意味で本学術集会は支部のありかたを考える絶好の機会と考えています。
 集中治療は急性の臓器不全とくに多臓器不全に対するチーム医療ですので、今回、集中治療医学としてアカデミックにいかなくてはということと、教育重視ということを目的として、中国四国の若いパワーを結集、発掘することを学術集会の目標にしています。前日2月17日(金)午後には集中治療関係多職種向けの神経集中治療ハンズオンセミナー、18日(土)の学術集会では、集中治療専攻医による若手セッション、看護師・臨床工学技士・薬剤師などを対象とした教育セミナー、翌2月19日(日)昼間には集中治療医師向けの地方会セミナーを企画しました。 
 何がなんでも参加したいと思われる学術集会にしたいと思います。御参加、御協力よろしくお願い申し上げます。
 末筆ながら、皆様のますますの御発展をお祈り申し上げます。

謹白

日本集中治療医学会
第1回中国四国支部学術集会
会長 黒田泰弘
香川大学医学部救急災害医学講座教授