新型コロナウイルス感染症患者の受入れに係る特例的な対応(令和2年5月25日中医協)


特定集中治療室管理料等の点数を2倍から3倍へ引き上げる等の内容を盛り込んだ改定案が承認されました。5月26日以降の事務連絡発出から適応されます。
厚生労働省の柔軟な対応に感謝致します。


新たな特例的対応の主な内容

★COVID-19重症患者に対する診療の評価の見直し
①特定集中治療室管理料等の点数を2倍から3倍へ引き上げ。
②重症患者の範囲を、ICU等で管理が必要な患者も含むことを明確化。


★COVID-19中等症患者に対する診療の評価の見直し
③救急医療管理加算の点数を2倍から3倍に引き上げ、15日以降も算定可能に拡大。
④中等症患者の範囲を、医学的な見地から急変に係るリスク管理が必要な患者も追加。


★軽症から重症まですべての患者に対する診療の評価の見直し
⑤COVID-19疑い患者も、類似症として入院措置がされている期間に限り、特例的対応の対象に含めることを明確化。
⑥治療の結果として、COVID-19から回復した患者の転院を受け入れた医療機関への評価の追加

詳細はこちら
新型コロナウイルス感染症患者の受入れに係る特例的な対応
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000633291.pdf


2020年5月26日
日本集中治療医学会
理事長 西田 修