支部学術集会レポート日本集中治療医学会 第8回東北支部学術集会(盛岡)


日本集中治療医学会 第8回東北支部学術集会

会 期 2024年7月27日(土)
会 場 マリオス 盛岡地域交流センター
会 長 高橋 学(岩手医科大学 救急・災害医学講座 岩手県高度救命救急センター)
テーマ 岩手で学ぶ集中治療
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2024年7月27日、日本集中治療医学会第8回東北支部学術集会が盛岡地域交流センター「マリオス」にて開催されました。新型コロナウイルスとの共生を余儀なくされる時代において、対面形式での開催が実現し、予想を上回る演題数となりました。発表をご辞退いただいた先生方には、ご迷惑をおかけしましたこと心よりお詫び申し上げます。

当日の構成は、一般演題が39題、教育セミナーがランチョン2を含め7セミナー、優秀演題が8題、企業協賛は30社近くにのぼり、雨天にもかかわらず250名を超える方々にご参加いただきました。新型コロナウイルスの治療を通じて集中治療医学の重要性が社会的に認識され、医師だけでなく看護師や臨床工学技士など多職種の方々の関心が高まっております。実際、本学会でも約4割以上の演題が医師以外によるもので、今後その割合がさらに増加することが、東北支部学術集会の盛り上がりに欠かせないと痛感いたしました。また、医学生からの演題発表もあり、発表前の緊張がこちらにも伝わってくる程でしたが、本番では非常に凛とした姿勢で、次世代の集中治療を担う人材としての成長を期待せずにはいられません。

本学会の実施にあたり、御多忙の中わざわざ盛岡まで足をお運びいただいた黒田泰弘 日本集中治療医学会理事長、中根正樹 東北支部長、日本集中治療医学会事務局、教育セミナーでご講演いただいた先生方、座長の労を賜りました皆様、協賛企業の皆様、そして何よりも学会に参加していただいた皆様に厚く御礼申し上げます。今後の日本集中治療医学会の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。

日本集中治療医学会第8回東北支部学術集会
会長 高橋 学
(岩手医科大学 救急・災害医学講座 岩手県高度救命救急センター)