支部学術集会レポート日本集中治療医学会 第8回関西支部学術集会(大阪)

日本集中治療医学会 第8回関西支部学術集会

会 期 2024年7月6日(土)
会 場 千里ライフサイエンスセンター
会 長 竹内 宗之(国立循環器病研究センター、大阪母子医療センター、奈良県総合医療センター)
テーマ マニアック宣言
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日本集中治療医学会の第8回関西支部学術集会が7月6日(土)、千里ライフサイエンスセンターで開催されました。梅雨真っ只中の蒸し暑い大阪でしたが、会場が千里中央駅から徒歩5分以内という利便性もあってか、本当の意味でコロナが明けたのか、予想を上回る600人を超える参加者にお越しいただきました。また、企業様からも様々なかたちでご協賛いただき、大会テーマ通りの「マニアック」かつ多彩な話題提供が実現できました。参加してくださったみなさま、開催にあたりいろいろご指導いただきました支部長の溝渕知司先生と前大会長の美馬裕之先生、協賛してくださった企業様、そして、当日各病院で留守番してくださったみなさまに、あらためて感謝申しあげます。

今回は、「マニアック宣言」をテーマに掲げ、実際、その道の超一流の先生方に講演していただきました。正直、当日になるまでは、プログラムがマニアックすぎて、とくにメディカルスタッフの方々に、敬遠される不安はありました。でも、マニアックを少し拡大解釈して、自分の大切にしていることに正しくこだわり、それを持ち寄って共有しよう、という趣旨も伝わったのか、蓋を開けてみたら、メディカルスタッフの方々も近年では最大の人数が参加してくださり、各会場はどこも熱気にあふれていました。そして、まさに“マニアック”ど真ん中な講演やシンポジウムにも人が集まり、大会長として望んでいた、わくわくする経験を共有することはできたのではないかと自負しております。発表してくださったみなさまに、ハンズオンの講師をしてくださったみなさまに、感謝申しあげます。

ここ数年の流れを受け、今回も、現地開催のみとさせていただきました。支部会の現地開催は、地域のみなさまとの顔の見える関係作りという側面もあると思います。その意味で、会場外での久しぶりの知り合いなどと話に花が咲く光景を見て、現地開催の良さを感じました。

来年は、日本の集中治療を代表するトップランナーの京都大学の江木盛時先生が大会長です。大会テーマは「心に太陽を持って With sunshine in your heart」だそうです。今年を上回る内容と参加者になることは間違いなしです。 来年の7月5日(土)、京都テルサにおいて、熱く議論し、そして、会場外で知人との旧交を温めましょう!
(レポート:竹内宗之)