開催概要
テーマ: | Legacy to Innovation -アラフォーが次世代の集中治療を本気で考える- |
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日 時: | 2025年7月5日(土)16:55~17:45(予定) |
会 場: | 京都テルサ |
セッション趣旨・背景
集中治療の現場において、36歳以上・45歳以下の「U45世代」は臨床や研究の中核を担いつつ、組織運営や若手育成、多職種連携など多面的な役割を求められています。本セッションでは、「Legacy to Innovation」を掲げ、我が国のICU診療においてU45世代がどのように組織をマネジメントし、後進を育成し、多職種・多診療科と協働しながら新しい価値を生み出しているのかを共有します。これまで培われてきた伝統(Legacy)を受け継いだU45世代が、どうやって次の世代に向けて価値あるものを生み出して(Innovation)いくのか、真剣に考えてみたいと思います。
演題募集
本セッションでは、施設・職種を問わず、U45世代を中心とした集中治療従事者の皆さまからの演題を公募いたします。以下に例示するように、多様な視点から「これからの集中治療」を考えていきたいと思います。またここに例示した内容以外にも多くの独創的なテーマを歓迎いたします。
- 1)
- 若手教育のための体制作り
例) 教育プログラムの工夫、指導者育成の取り組み - 2)
- スタッフのやりがい向上のための環境作り
例) 職場のモチベーションマネジメント、ワーク・ライフ・バランス施策 - 3)
- 多職種・多診療科との連携
例) チーム医療を推進するための取り組み、院内外とのコラボレーション事例 - 4)
- 院内における集中治療医の役割分担
例) 専門医・専攻医との役割分担、組織内での集中治療科の位置づけ - 5)
- 専攻医が集まる仕組み作り
例) 若手が魅力を感じるICU運営、キャリア支援の工夫
公募対象
日本集中治療医学会の会員で関西支部会に参加予定の方であれば、地域、所属施設、所属部署を問わずご応募いただけます。
セッションの目的
- 1)
- 組織運営・後進育成の具体的な成功事例や工夫の共有
セッションの参加者が実践可能なアイデアを持ち帰り、自施設における診療に応用することで優れた工夫を多くの施設に普及させる - 2)
- 人材交流とネットワーク形成
同世代・同領域での情報交換や人的交流を促し、職種や施設の枠を超えた連携を強化する - 3)
- 参加者のモチベーション向上
上記の2点を通して参加者の集中治療医学に関する意欲を高め、今後の持続的なモチベーション向上につながる雰囲気を醸成する
セッション構成
発表時間は1演題あたり約8分(質疑応答含む)程度として、セッション後半に総合討論を予定しています。
応募方法
下記のURLより演題の要旨を本文300字程度で御提出ください。
応募期間
2025年3月31日まで
選考方法
提出いただいた演題要旨を基に、プログラム委員による厳正な協議により選考いたします。採否結果は応募用紙に御記載いただいたアドレスまでメールでお知らせいたします。選考の理由は開示致しません。応募された個人情報は、保護・管理に十分留意するとともに、演題の選考以外に使用することはありません。
抄録の提出
演題が採択された場合は抄録の提出をお願いする予定です。抄録は研究・実践内容や成果、今後の展望を含めて本文800字以内でご作成ください。
その他
本セッションでは、関西圏外からご発表いただく場合でも交通費および宿泊費の支援はいたしかねますので、ご了承の上、ご応募いただきますようお願い申し上げます。
連絡・問い合わせ先
第9回日本集中治療医学会関西支部会
U45セッション事務局
E-mail:jsicm9-kansai[あ]convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)
(ご質問・ご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください)
多くの「U45世代」ならではの視点やアイデアを結集し、日本の集中治療をより良い方向へ導く場としたいと考えております。皆さまのご応募を心よりお待ちしております。