サマーキャンプ in TATESHINA 会長後記
The Report on Summer Camp in TATESHINAニセコでは宿泊施設の制限から運営側を含めて300人の定員で計画しましたが、希望者を全員受け入れることはできませんでした。そのため今回から会場を交通の便と宿泊施設の数を考慮して蓼科の地に移しました。それに伴い、座学とハンズオンの会場は3部屋から5部屋に増やしました。座学は共催セミナーを除いても21講座を開催することができました。
テーマの「集中治療医学の再発見」ですが、例年の年次学術集会はどうしても学術研究成果の発表の場であったり、論争中のテーマに関する議論を行う場であったりして自分の専門領域外の内容を勉強しなおす時間を取るのが難しいことから、今回のようなサマーキャンプの場を使って集中的に学びなおす場となればという気持ちをこめたものです。 結果として452人の参加者に来場して頂き、企画の最低線はクリアしたと思います。リゾート地で開催したにもかかわらず会場は最後の瞬間まで参加者で賑わっており、座学の場でも活発な質疑応答が行われておりました。ハンズオン会場では参加者の楽しそうな表情が印象的でした。会場の廊下が比較的広かったこともあり、機器展示場を座学等の会場のすぐそばに配置したこともあって機器展示場を訪れる参加者も多く、協賛企業の方々にも大変喜んで頂きました。 来年以降のサマーキャンプをどのように行うかは理事会で議論を継続しておりますが、会長として現場にいた感触としては、会場を含めて事前に予想していたよりもずっと有意義な会であったと思います。今後も日本集中治療医学会会員の皆様と一緒にサマーキャンプを育てて参りたいと思いますので、ご指導・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
レポート:
サマーキャンプ in TATESHINA 会長 藤野裕士
サマーキャンプ in TATESHINA 会長 藤野裕士