U35 月例報告 2023年9月
2023年11月14日
■Topics中田先生の「研究費の取り方」勉強会
報告者:河内 章 開催日:9月7日
9月7日に千葉大学中田先生による「研究費の取り方レクチャー」をオンラインで行っていただきました。
U35メンバーから20人近く集まっていただき、有意義な勉強会にすることができました。
研究費の考え方や申請先、どのように申請して、どういった点が審査で求められるのか、
知らないことだらけだったのでとても勉強になりました。
U35にはすでに研究費を獲得した経験のある経験豊富な方もいますが、一層理解が深まったと思います。
U35のネットワークを使って、研究の輪を広げていきたいですね。
ちなみに、レクチャーは録画してあるので、U35に加入いただければいつでも視聴可能です!
■座談会開催報告
多職種教育チーム座談会
報告者:福勢 麻結子 開催日:9月14日
多職種教育チーム座談会を開催しました。「情熱の伝え方」をトピックとし、
日常業務内の事例から多職種でディスカッションを行いました。
「情熱がないと感じるのはどのような部分か」を具体化する方法の1つとして
「KSAVEモデル」というものを共有しました。
また、情熱は他職種とのコミュニケーションから繋がるケースも見られます。
日々の業務の中で、他職種同士の提案や相談を重ねることも必要であると考えられました。
特に新たなメンバーがチームに加わる際は、多職種で救い上げるような雰囲気作りも大切であると思われます。
情熱は個人や自部署だけではなく、多職種で創り上げていくものであると感じた座談会になりました。
第6回緩和ケア座談会
報告者:石上 雄一郎 開催日:9月27日
DNARについて白熱した議論を交わしました。SNSで先日DNRについて議論が巻き起こっていたこともあり、
今一度情報の共有をしようという話になりました。各施設での経験やジレンマを共有しました。
予期せぬ心停止への対応、DNAR患者でRRSが起動した場合どうするか、どのように組織でコンセンサスを作っていくか、
など色々意見が共有できました。
また実際にはDNARをとることが命題になってしまっている病院もあるのだけれどどうしたらいいか?
という相談もありました。救急集中治療領域では緩和ケアや倫理が切り離せないと思います。
文化を変えるには本当に時間がかかりますが、少しでも仲間を増やしたいと思っており、
今年度は月1回座談会方式で継続していきます。
この分野に興味がある方はぜひご連絡ください。
発行者:U35プロジェクト運営委員会