ホーム > 臨床倫理講座 > 終末期における倫理問題に関する教育講座のご案内


受講案内
医療技術の長足の進歩や、個人の価値観の変化、家族構成の変化等、医療を取り巻く環境は、近年、大きく変化しています。こうした中、今日、医療現場では、いわゆる臨床倫理に関する問題が多数発生するようになっています。
上記のことは、集中治療の領域でも同様です。また、当領域では、終末期医療の方針を決定しなければならないことも少なくなく、このような場合、医療従事者には、特に慎重な倫理的・法的判断が求められます。
以上から、日本集中治療医学会は、下記の内容で、「終末期医療における臨床倫理問題に関する教育講座」を実施します。本講座では、医学・法学・倫理学の専門家が基礎理論の解説を行うとともに、具体的な事例について、受講者と講師で医療方針の決定のあり方を検討していきます。

開催日時
第1回: 8月9日(土)9:30〜16:40
第2回: 8月10日(日)9:30〜16:40
第3回: 9月20日(土)9:30〜16:40
第4回: 9月21日(日)9:30〜16:40
開場・受付開始は、プログラム開始30分前です。
活発なディスカッションにより終了が遅れることがある旨をご了承ください。

会場
第1回・第2回会場が決定いたしました(6/18更新)
第1回・第2回: 東京医科歯科大学湯島キャンパス(東京都文京区湯島1-5-45)
M&Dタワー2階 共用講義室1

第3回・第4回会場が決定いたしました(7/24更新)
第3回・第4回: 東京医科歯科大学湯島キャンパス(東京都文京区湯島1-5-45)
M&Dタワー2階 共用講義室1

以下、東京医科歯科大学HPをご覧頂き、湯島キャンパスの⑫がM&Dタワーです。
http://www.tmd.ac.jp/outline/campus-map/

募集
各回90名

対象
日本集中治療医学会会員(正会員、准会員)、医療者、医療研究者
※企業、その他一般の方の受講はご遠慮願います

受講料
各回に受講料が必要です。
下記は1回分の受講料ですので、お間違いのないようお願いします。
○日本集中治療医学会正会員または准会員の方
医師 10,000円
医師以外 8,000円
○日本集中治療医学会会員ではない方
医師 12,000円
医師以外 10,000円

その他
昼食のご用意はございません

講師 敬称略
・日本集中治療医学会 倫理委員会委員 他
・井田 良(慶應義塾大学大学院法務研究科)
・児玉 聡(京都大学大学院文学研究科)
・前田 正一(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
・丸山 英二(神戸大学大学院法学研究科・法学部)
・横野 恵(早稲田大学社会科学総合学術院)

内容およびスケジュール(予定)
テーマ 担当者 概要
第一回(8月9日)
終末期医療の差し控え・中止と法的・倫理的問題の所在
(9:30‐10:55)
前田 正一 本講義では、関連裁判例を参照し、終末期医療(治療行為の差し控え・中止)における法的・倫理的問題の所在を確認する。
DNR(DNAR)をめぐる諸問題
(11:10‐12:35)
倫理委員会
委員(橋本)
本講義では、特にDNR(DNAR)に焦点をあて、現場で生じている諸問題を確認し、注意喚起すべき事項について解説する。
医療倫理の四原則
(13:35‐15:00)
児玉 聡 本講義では、医療倫理の四原則(自律尊重原則、善行原則、無危害原則、正義原則)について解説する。
事例検討
(15:15‐16:40)
倫理委員会
委員(貝沼)
本講義では、終末期医療の具体例について、治療行為の差し控え・中止の可否や医療方針の決定のあり方を検討する。
第二回(8月10日)
「治療義務の限界」論
(9:30‐10:55)
井田 良 本講義では、医学的判断に基づく治療行為の差し控え・中止の許容性について解説したうえで、治療義務がない場合において家族等が治療継続を求めた際の対応のあり方について検討する。
終末期医療の差し控えと中止の区別
(11:10‐12:35)
井田 良 治療行為の差し控え・中止については、前者は許されるが後者は許されない、といわれることがある。本講義では、法的・倫理的観点から、両者の行為に違いがあるか否かを検討する。
インフォームド・コンセント(1)
(13:35‐(15:00))
丸山 英二 本講義では、インフォームド・コンセントの要件(同意能力、説明、理解、同意)について解説する。
インフォームド・コンセント(2)
((15:15)‐16:40)
丸山 英二 本講義では、終末期患者が同意能力を欠く場合に焦点をあて、代諾の可否や事前指示の取り扱いの問題等について解説する。また、宗教上の理由による輸血拒否の問題についても検討する。
第三回(9月20日)
事前指示(リビングウィル等)とその取扱い
(9:30‐10:55)
横野 恵 本講義では、事前指示の種別、各指示の利点・欠点、取扱いのあり方等について解説する。その際、イギリスのガイドライン(BMA,GMC)等、諸外国の取り組みについても解説する。
小児患者に対する治療行為の差し控え・中止
(11:10‐12:35)
横野 恵 本講義では、患者が小児の場合を対象として、終末期医療(治療行為の差し控え・中止)に関する両親の意向の取り扱いなど、小児終末期医療に特有の倫理的・法的問題について解説する。
チーム医療および医療従事者・患者関係
(13:35‐15:00)
倫理委員会
委員(立野)
本講義では、チーム医療の問題と患者・医療従事者関係の問題について、学説および実務のあり方について解説する。
事例検討
(15:15‐16:40)
学会員(植田) 本講義では、小児終末期医療の具体例について、治療行為の差し控え・中止の可否や医療方針の決定のあり方を検討する。
第四回(9月21日)
終末期医療に関する勧告・ガイドライン
(9:30‐10:55)
倫理委員会
委員(野々木)
本講義では、各種団体が策定した終末期医療の方針決定に関する勧告やガイドラインを解説する。
臨床倫理コンサルテーション
(11:10‐12:35)
前田 正一 本講義では、臨床倫理コンサルテーションについて、その意義やの形態、各種形態の利点・欠点、実務のあり方等を解説する。
臨床倫理の症例検討法−四分割表
(13:35‐15:00)
児玉 聡 臨床倫理の症例検討法(「四分割表」)について、終末期医療の具体例を用いて、その使用方法を解説する。
事例検討
(15:15‐16:40)
倫理委員会(氏家) 本講義では、終末期医療の具体例について、治療行為の差し控え・中止の可否や医療方針の決定のあり方を検討する。

申込要領

<申込期間・申込方法について>

(1) 申込期間
第1回、第2回: 5月27日(火)〜7月10日(木)
第3回、第4回: 5月27日(火)〜8月20日(水)
先着順に受け付けし、申込期間中であっても定員に達し次第締め切ります。
(2) 受講料振込
受講申込者には、申込み完了時に自動返信メールをお送りします。
返信メールには各回の受講料の振込先・振込期限が記載されておりますので、必ず期限日までに納入してください。
※各回に受講料が必要ですので、ご承知の上お申し込みください。
※期限日までに振り込みが確認出来ない場合は、受講キャンセルとなりますのでご注意ください。
(3) 受講決定
受講料の振込完了を以て受講決定となります。
郵送等での受講決定通知は致しませんので、ご注意ください。
(4) 当日持参物
・受講料の払込票控え
・e医学会カード(正会員・医師の方)
(5) 申込方法
会員の方はこちらから
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非会員の方はこちらから
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非会員 第3回【締切】 非会員 第4回【締切】

※JSICM会員で会員専用ページに未登録の会員は初期登録をお願いします。
登録手順のご案内はこちら

<申し込み後のキャンセル・変更について>
(1) 参加費は一度お振り込みされると、理由の如何にかかわらず返金出来ませんのでご留意ください。
(2) 申し込み後のキャンセルは一切受け付けておりません。